「もっとリーダーとして成長したい」と願うビジネスパーソンに向けた、応援のメッセージ集です。「チームメンバーとの距離を縮められない」「チームの結束力を高められない」「自分自身のマネジメント能力を思うように発揮できない」など、リーダーの大半は人間関係で悩んでいます。この本は、そういった現場で悪戦苦闘しているリーダーたちが抱えている課題を解決する1冊です。
著者インタビュー

2014年WEBサイトをリニューアルし、気分を一新して著者インタビューをお届けします。第1回目は『死ぬ気で働くリーダーにだけ人はついてくる』の著者である早川勝先生。『死ぬ気で働いたあとの世界を君は見たくないか!?』(小社刊)に続いて、リーダーのためのメッセージ集を書き上げました。ドキッとするタイトルですが、一体どんな内容なのか、お話を伺いました。
本書をひと言で表すと、どんな本でしょうか?
本書の読みどころはどこでしょうか?

リーダーシップをつきつめていくと、リーダーとして「どう生きるのか?」「どう仕事と向き合うのか?」という大きな問いにぶつかります。
タイトルにある「死ぬ気で…」と聞くと、どうしても根性論の本のように誤解されがちなのですが、実は、営業マンとしてマネジャーとしてのユニークな実体験のなかにある「笑いと涙」を挟みながら、実践的なマネジメントスキルを解説することで、「生き方」についても言及することができました。
そのおかげで、これまでのいわゆる「リーダー本」とは、全く違った世界観が提示できたと自負しています。とはいえ、本書で解説したビジネススキルは奇抜なものではありません。原始時代からの人間の本質を押さえた「マネジメントの原理原則」に則ったものでもあると評価をいただいています。
執筆中や書き終わったときの心境を教えてください。

執筆過程でこれまでの著書と決定的に違うのは、この本を書くために会社を退職し、他の仕事を一切せず、約3カ月間もの間ずっと集中して、ついに完成させたということです。
現在と過去をタイムスリップしながら、これまでの実体験ひとつひとつの引出しを開けて、整理整頓しながら執筆しました。今まで書けなかったリアルなエピソードが満載です。
ですから、達成感や満足感は、とてもとても言い表せないほど深いです。
見本が届いたときは感動して、鳥肌が立ちました。一人でも多くの方に読んでほしいと心から思います。
ほかにおススメの本があれば教えてください。
『死ぬ気で働いたあとの世界を君は見たくないか!?』ですね。本作は「続編」というわけではないのですが、「後悔しない人生を過ごさないために死ぬ気で働く」というメッセージは共通しています。この本は、仕事だけではなく、お金、家族、友情、恋愛など多岐に渡るテーマについて大きく扱っています。
そのほか、出版社が違いますが、『捨てる成功法則』『すごい直観力』(総合法令出版)、『どん底営業チームを全国トップに変えた魔法のひと言』(日本能率協会マネジメントセンター)も個人的にオススメです。『死ぬ気で働くリーダーにだけ人はついてくる』と合わせてぜひご一読ください。