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NYの人気セラピストが教える 不満を上手に伝える方法
定価 1,620円(税込)
判型 46判
体裁 並製
頁数 320頁
ISBN 978-4-7612-7343-9
発行日 2018年5月23日

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NYの人気セラピストが教える 不満を上手に伝える方法

ガイ・ウィンチ /著  花塚恵 /訳 

内容紹介

著者が日本のテレビ出演で話題になった
10万部超えのベストセラー
『NYの人気セラピストが教える 自分で心を手当てする方法』
の翻訳書第2弾が日本上陸!
第2弾は、相手との関係を壊さずに不満を上手に伝える方法!


私たちは、あらゆることについて不満を口にする。
世界規模の大きな問題から日常生活の些細な問題まで、
その対象はさまざまだ。
使いものにならない政治家と
使いものにならないマニキュアへの不満を同じ熱量で語り、
戦争への不満と天気への不満を同じ頻度で口にする。
好きなドラマの登場人物がとった行動に対して、
自分のパートナーや親友がしたかのように文句を言うことだってある。

かつて不満を口にする行為は、
不満を解消するという目的のもとに行う有意義な行為だった。
それがこの数十年のあいだに、
なぜか「気晴らしにする行為」になった。

失望、苛立ち、憤りを覚えることに日々直面しても、
それを解消する術がわからなくなったのだ。


考えてみれば、私たちが口にする不満のほとんどは、
精神衛生に影響を及ぼすほどのものではない。
しかし、そういう小さな不満も積み重なれば、
肯定的な発言や褒め言葉が影を潜める。
その結果、日常生活で不満の占める割合が大きくなる。

不満は確実に積み重なっていくため、
気分や心理に及ぼす影響は計り知れない。
不満を伝えても何も変わらなければ、
自己肯定感が損なわれて鬱や神経症になりかねないし、
仕事に支障をきたすおそれもある。

その反面、不満を声に出して解消することができたら、
自分に自信が生まれる。
自分の意志を主張できた、
自分で問題を解消できた、
自分にはそれだけの力があるという実感が生まれる。

そうすれば、自己肯定感が向上し、
自分にできるという自己効力感が強くなる。
ほかにも、鬱に陥りにくくなる、
人間関係がよくなる、
パートナーとの関係が持ち直す、
友情が深まるといった効果も期待できる。

怒りや苛立ちを発散させるためだけに、
不満を口にするのはもったいない。

不満を口にすれば、
さまざまな面を大きく改善できる。


例えば、次のような場面でどのようにすればいいのか?

・仲の悪い夫婦が相手を怒らせがちな不満の伝え方とは?
・夫婦や恋人のあいだで上手に不満を伝えるには?
・10代の子供に親が不満を効果的に伝えるには?
・男どうしのあいだで不満を上手に伝えるには?
・女どうしのあいだで不満をうまく伝えるには?
・不満を言われたときに上手に対応するには?

この本を読めば、
不満をどのように伝えて解消すればいいのかが
よくわかる!


この本は、
不満を上手に伝えるための
第一歩だと思ってもらいたい。
そうなるために必要な考え方や
テクニックがここにある。

それらを学び、
コミュニケーションツールとして
不満を使えるようになろう。

著者について

ガイ・ウィンチ
心理学者。ニューヨーク大学で臨床心理学の博士号を取得後、セラピストとしてニューヨーク大学メディカルセンターに勤務。その後マンハッタンで開業し、20年以上にわたって心理療法を実践している。講演家としても定評があり、TED トーク「感情にも応急手当が必要な理由」は600万回以上(2018年5月時点)視聴され「2015 年で最も人気のトーク」にランクインした。「ハフィントン・ポスト」や心理学誌「サイコロジー・トゥデイ」にブログを寄稿している。著書に『NYの人気セラピストが教える 自分で心を手当てする方法』(小社刊)がある。

花塚恵
翻訳家。福井県福井市生まれ。英国サリー大学卒業。英語講師、企業内翻訳者を経て現職。主な訳書に『ブライアン・トレーシーが教える 最強の営業』『ブライアン・トレーシーが教える 最強の時間』(いずれも、小社刊)、『脳が認める外国語勉強法』『脳が認める勉強法』(いずれも、ダイヤモンド社)など多数。

目次詳細

第1章 不満を口にしないで蓄積すると、
ストレスが溜まり少しずつ傷ついていく


現代人はなぜか、不満の機能不全に陥っている
かつて不満は解消するために、口にするものだった
いまの不満は、自分を認めてもらいたい感情の発散
感情を発散させるときに、ひどい目に遭わない方法
不満を口にすることには、4つの効果がある
人は、不満を口にせずにいられるのか?
消費者の不満は、どのように解消されているのか?
なぜ不満を解消する力は衰えているのか?
親しい人にも、不満を口にできなくなっている

第2章 不満を口にしないと
自分も周囲の人もダメになる


苦情の訴えをプロに代行してもらう方法とは?
プロに苦情を代行してもらうことの矛盾とは?
自分が思い込むことで生じる「予言の自己成就」とは?
予言の自己成就に続いて起こる「予言の自己破壊」とは?
人をダメにする「学習性無力感」とは?
学習性無力感に打ち勝つ方法はあるのか?
原因のとらえ方を見直すことで問題は解決できる
不満は楽観的にとらえると解消しやすくなる
学習性無力感から抜け出す方法とは?

第3章 上手に不満を口にして自己肯定感を高める
不満セラピーの活用法


不満を抱え続けると、自己肯定感が損なわれるのか?
自己肯定感は、抱える不満に大きく影響される
不満の解消は、「被害者意識」の解毒剤にもなる
負の感情を表に出すことができないタイプの人とは?
タイプDパーソナリティは心臓発作を起こしやすい
不満セラピーを活用して上手に解消する

第4章 失敗して自分が傷つかないための
不満を口にするタイミング


不満を口にすると、自分が傷つくこともある
不満グセは子供のときに身につく
被害者意識が根づくと、不満グセが身につく
不満グセのある人ほど、自分のことが見えていない
不満に支配されると自分も家族も崩壊する
上手に不満を伝える力は武器になる
コラム――セラピストに対する不満がほとんどないのはなぜか?

第5章 上手に不満を伝えて解消する
不満サンドイッチの活用法


怒りは不満の解消を台無しにしてしまう
いまでもまだ、人の感情は未知のもの
感情を制御するテクニックとは?
怒りはリフレーミングで鎮めて冷静に伝える
不満はサンドイッチにして伝えるとうまくいく
相手に話を聞いてもらいたいときに注意すべきこと
不満と要望の並べ方を工夫して説得力を高める
相手の協力をさらに引きだす方法
人に信じてもらいやすくなる文章とは?
同じことを複数回聞くと人は信じやすくなる
親近感を覚えるものほど人は正しいと思う
初対面の相手や面識のない人を味方につける方法
上手に不満を伝える手紙の書き方とは?
コラム――苦情の手紙を書くときに知っておくこと

第6章 不満を伝えるテクニックを駆使して
大事な人に理解してもらう方法


仲のよくない夫婦の誤った不満の伝え方とは?
夫婦や恋人のあいだで上手に不満を伝える方法
悪化した夫婦関係は元に戻せるのか?
10代の子供に親が不満を伝える方法
親子のやりとりには、「要求と撤退」がつきまとう
「要求と撤退」の悪循環から抜け出す方法
男どうしのあいだで不満を伝える方法
男友だちは言葉より行動を重視する
女どうしのあいだで不満を伝える方法
不満を言われたときにうまく対処する方法

終章 不満をたくさんうまく口にして
自分の周囲や社会をよくする方法


たったひとりの不満が大企業を動かすこともある
信念にもとづく不満は、国の制度も変えられる
不満と褒め言葉で、住みよい社会に変える方法
褒め言葉を口にすると、満足を手に入れやすくなる
不満を伝えるときは、正しい相手に狙いを定める
たとえ少数でも不満の声をあげれば、過半数になる
不満の声はいくつあがれば、人や組織は動くのか?
3の数字を活用して、病院の待ち時間を短くする
不満を上手に伝える人でいっぱいにしよう