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失敗史の比較分析に学ぶ 21世紀の経済学
定価 1,650円(税込)
判型 46判
体裁 並製
頁数 320頁
ISBN 978-4-7612-7146-6
発行日 2016年2月8日

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失敗史の比較分析に学ぶ 21世紀の経済学

逢沢明 /著 

読者様の声

  • 父に勧められて買った本で、初めは難しいかと思ったが、どこにも書いていない視点や内容でとても読みごたえがあった。(20歳男性・その他)
  • この本は、もっと多くの方に読んでもらいたい。(71歳男性・その他)
  • 「国債パニック」「金融パニック」をすでに読んでいて、おもしろかった。(69歳男性・その他)

内容紹介

ベストセラー『資本主義の終焉と歴史の危機』の著者
水野和夫氏絶賛!


「なぜ景気はよくならないのか?」
「失業率は本当によくなったのか?
「デフレは本当にあったのか?」
「何のためのインフレ誘導なのか?」
「国債を発行が景気を悪くしているのか?」
「リフレが経済を悪化させているのか?」

など様々な疑問を、近代経済の失敗史をひもとき驚愕のデータと明快なロジックで解き明かす、新しい時代に備える本!
表向きの経済データとその説明には、時にウソやゴマカシが潜んでいる。政府は可能なかぎり良く見せようとし、時には政府自身までが自分たちのデータにだまされる。私たちも当然、そういう経済データのダマシや偏った解釈に取り巻かれている。
この本では、そんな経済の「正しい読み方」を、さまざまな実例に即して紹介。現代経済の「原理」や「変容」を示して、経済データやその説明のウソを見破る方法を解説。これからの時代の荒波を乗り切るための経済学。

著者について

数理エコノミスト。京都大学大学院博士課程修了。2013年3月、京都大学情報学研究科を定年退職。現在、国際情報学研究所理事長。工学博士。ゲーム理論を駆使する戦略情報学を得意とする。数理的手法では進化複雑系理論の新分野を開拓している。また、大量の経済データや歴史的資料などを、ビッグデータとして分析する「マクロ情報学」のわが国における命名者であって、本書はその成果の一端をまとめたものである。マクロ情報学は、先端科学によって、多様な分野の専門家を超えるほどの分析を行える手法として、急速に耳目を集めている。

官庁から科学技術政策委員等の依頼が多く、ゲーム理論を実践する政策通として信頼されている。くわえて、途上国向けを含めた完全無料の初等・中等教育サイトの構築を目指す一方で、子供たちの興味を引くクイズ・パズルの収集家という一面もある。

著書に、日本の経済政策に警鐘を鳴らした『国債パニック』『金融パニック』、12万人以上を勝負強くした『戦略思考を磨く ゲーム理論トレーニング』(いずれも、かんき出版)のほか、『直観でわかるゲーム理論』(東洋経済新報社)、『転換期の情報社会』(講談社)、『ギガソサイエティ』(ジャストシステム)、『複雑系は、いつも複雑』(現代書館)、『ネットワーク思考のすすめ』『頭がよくなる数学パズル』(いずれも、PHP研究所)など多数。

目次詳細

第1章 経済的苦難の真因──経済データはダマシに満ちている
第2章 経済の宿命──経済学者も政治家も解釈を間違え続ける
第3章 格差は成長余力──庶民は成長エンジンであり富者よりも強い
第4章 借金財政の失敗──国の借金を増やすほど景気は悪化する
第5章 経済矛盾の恐怖──借金で株価を上げても経済は低迷する
第6章 世界恐慌の真相──行き過ぎた金融緩和が国民を大損させる
第7章 軍国経済の暴挙──国民をどん底に陥れた驚愕の錬金術を暴く
第8章 経済学者の詐術──リフレ派の転倒した政策を警告する
終章 最良の成長策──99%のための幸せな経済発展に向けて