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すべては腸内細菌で決まる!
- 著
- 藤田紘一郎
- 定価
- 1,430円(税込)
- 判型
- 46判
- 体裁
- 並製
- 頁数
- 192頁
- ジャンル
-
- 暮らし・健康
- ISBN
- 978-4-7612-7127-5
- 発行日
- 2015年11月11日
書誌情報BOOKS
いくら肉を食べても太らない人、食事・スポーツなど肥満対策をやっていても思ったような効果がない人・・、その違いは腸内細菌にあります。
腸内細菌には、みなさんがよく耳にする善玉菌、悪玉菌のほかに日和見菌があります。もう少し解説をすると、この日和見菌のなかにはフィルミクス門とバクテロイデス門があり、フィルミクス門の菌が多い人がデブりやすく、バクテロイデス門の菌をたくさん持っている人は痩せやすいのです。さらに、デブ菌は悪玉菌が大好き。悪玉菌が喜ぶ脂肉などを食べ続けるとデブ菌は増殖、肥満につながります。
この腸内細菌の存在は、腸の難病治療研究中に2013年オランダで発見されました。これが話題になった「便移植法」です。
本書はこれまでの肥満対策の本にはなかった新しい視点で書き下ろした1冊。
「太りやすい体質」の「体質」は腸内細菌だったのです。
目次詳細
はじめに
第1章 痩せ体質になるには、「デブ菌」を排除する!
第2章 痩せない人の腸にはデブ菌が多すぎ
第3章 デブ菌・ヤセ菌をコントロールして健康な体を作る
第4章 がんもストレスもうつもデブ菌が原因だった
第5章 太めの人必見! 腸内フローラが甦るとっておきの方法
著者について
- 著:
- 藤田紘一郎
1939年、旧満州生まれ。東京医科歯科大学卒。東京大学医学系大学院修了、医学博士。金沢医科大学教授、長崎大学医学部教授、東京医科歯科大学大学院教授を経て、現在、東京医科歯科大学名誉教授。
専門は、寄生虫学、熱帯医学、感染免疫学。1983年、寄生虫体内のアレルゲン発見で、小泉賞を受賞。2000年、ヒトATLウイルス伝染経路などの研究で日本文化振興会・社会文化功労賞、国債文化栄誉賞を受賞。
読者様の声USER’S VOICE
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まさしく! 今悩んでいる腸について、とても勉強になりました。とても読みやすく、一日で読め、わかりやすかったです。ポイントポイントが非常に良く、頭に残りやすくまとめられた本でした。(53歳女性・サービス業)
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食べ物によってどのように病気を防げるのか、また食品添加物がなぜ体に悪いのかが詳しく書いてあり勉強になりました。
(40歳女性・主婦) -
藤田先生のものはだいたい読ませていただいていいます。とてもやさしく絵入りでわかりやすく、とてもよかったです。”やせない人の腸にはデブ菌が多すぎ”なんて女性なら必ず手に取ると思います。(58歳女性・管理職)