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金融パニック  国債破綻後の日本を予測!
定価 1,650円(税込)
判型 46判
体裁 並製
頁数 224頁
ISBN 978-4-7612-7058-2
発行日 2015年1月19日

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金融パニック 国債破綻後の日本を予測!

逢沢明 /著 

内容紹介

前著『国債パニック』では、
わが国の「国内」「破綻前」という視点で
国民が取り得る資産防衛法について解説したが、
『金融パニック』では、
「国際」「破綻後」という視点で、世界との関係から、
国債破綻後にわが国が陥らざるをえない惨状について詳述
する。

国家経済が破綻したら、
通常はIMFが救済に着手するが、過去のIMFによる救済は、
破綻国よりも欧米側の損失の穴埋めという色彩が非常に濃い。
彼らの救済策はいったん失敗して、通貨も株価もさらに下落させる。
そこで欧米が当該国の株式を買い漁り、経済の実権を握っていく。

なぜ、そうなるのか?
実は、アメリカがドル高政策を唱えると、
不思議とそれに呼応したようにヘッジファンドが動き、
そしてターゲットとなる国の通貨が暴落、
大幅に金利を上げざるをえなくなって経済破綻に向かい
「金融パニック」が巻き起こる。

これが、アジア通貨危機とロシアで起こった経済危機の実相であり、
本書ではその全容を明らかにしている。
そのうえで、
国がとるべき対策と国民がすべき資産防衛法について詳述している。

にもかかわらず、何も手立てを講じないで破綻を向かえると、
個人の金融資産は100分の1に激減する。
しかし、優れた戦略を取れば日本の経済力は、
英仏と比肩する程度で食い止められる可能性がある。
その場合は、個人の金融資産は最低でも3分の1程度は残るし、
やむをえない幅の減少率に収まることが予測される。

本書は、
このように破綻後の日本の状況を予測しつつ、
「国債破綻後」に
「日本人と日本がいかに生き延び、破綻の被害を少なくするか」

について解説していく。

著者について

数理エコノミスト。京都大学大学院博士課程修了。2013年3月、京都大学情報学研究科を定年退職。現在、国際情報学研究所理事長。工学博士。ゲーム理論を駆使する戦略情報学を得意とする。数理的手法では進化複雑系理論の新分野を開拓している。また、大量の経済データや歴史的資料などを、ビッグデータとして分析する「マクロ情報学」のわが国における命名者であって、本書はその成果の一端をまとめたものである。マクロ情報学は、先端科学によって、多様な分野の専門家を超えるほどの分析を行える手法として、急速に耳目を集めている。

官庁から科学技術政策委員等の依頼が多く、ゲーム理論を実践する政策通として信頼されている。くわえて、途上国向けを含めた完全無料の初等・中等教育サイトの構築を目指す一方で、子供たちの興味を引くクイズ・パズルの収集家という一面もある。

著書に、日本の経済政策に警鐘を鳴らした『国債パニック』『金融パニック』、12万人以上を勝負強くした『戦略思考を磨く ゲーム理論トレーニング』(いずれも、かんき出版)のほか、『直観でわかるゲーム理論』(東洋経済新報社)、『転換期の情報社会』(講談社)、『ギガソサイエティ』(ジャストシステム)、『複雑系は、いつも複雑』(現代書館)、『ネットワーク思考のすすめ』『頭がよくなる数学パズル』(いずれも、PHP研究所)など多数。

目次詳細

第1章 「大失業」「中間層絶滅」「老後破産」が襲う
恐怖の国家破綻の実相とは?
国債が破綻しないというのはウソなのか
日銀が国債を買い続ければ暴落しないのか
国債崩壊後に待ち受ける注意すべき相手は誰なのか
国民が国債を買い支えれば大丈夫なのか
国と地方の借金はどれくらいあるのか
日銀は「異次元緩和」によって債務超過に陥るのか
日銀の債務超過ラインはどれくらいなのか
国債の破綻後にどんな生活が待ち受けているか
戦後の日本を襲った物価の高騰とそれによる困窮とは
世界は破綻後の日本を救済してくれるのか
どうして破綻国はさらなる暴落に陥るのか
国債破綻で大失業・中間層絶滅・老後破産となるのか
国債破綻後の悲惨な状況に打ち勝つ方法はないのか
第1章まとめ

第2章 無慈悲なIMFと欧米は
破綻国を地獄に突き落とすのか?
IMFとはどのような機関なのか
外貨準備が枯渇すると国家破綻となるのか
IMFはなぜ、欧米の要求ばかりを優先するのか
IMFの資産規模はどれくらいあるのか
韓国はIMFにどれくらいの経済力をそがれたのか
韓国や東南アジアの救済は実は収奪だったのか
アジア通貨危機はアメリカのドル高政策が原因なのか
急激な通貨安による外貨準備の枯渇が暴落の原因なのか
IMFは破綻国に対して何を要求するのか
IMFの厳しい要求とはどのようなものか
超大国ロシアが没落した主な要因は何か
IMFはどうやってロシアを没落させたのか
欧米勢はロシア危機で、どのようにして儲けたのか
ロシア危機で欧米の経済はどれくらい成長したのか
第2章まとめ

第3章 破綻後の国民生活をいかに立て直すか?
――最良ケースと最悪ケース
国債破綻後の最良ケースとはどのようなものか
破綻後に投機集団を撃退する方法はあるのか
破綻後の円=米ドルレートはどうなるのか
1ドル=何円が最良のケースといえるのか
どれくらいの期間で破綻後の事態を収束できるのか
破綻後に最も起こりやすい状況とはどのようなものか
破綻後にうまくいく効果的な対策はないのか
国債破綻後、IMFはいつ乗り込んでくるのか
戦後の日本政府はどうやって庶民のお金を奪ったのか
IMFの収奪よりも恐ろしい日本政府の対策とは
IMFの要求から日本を守る手段はないのか
TPP交渉に仕組まれたワナとは何か
国内経済を立ち直らせるにはどうすればいいのか
破綻後の対外交渉で有効な策はないのか
第3章まとめ

第4章 今ならまだ誰でもできる
「資産」と「生活」のベストな守り方とは?
破綻後に資産を守るにはどうすればいいのか
破綻後に急激なインフレに陥る行動とは
誰もがこぞって外貨資産の購入するとどうなるのか
海外の銀行に口座を持つという方法はどうか
国内銀行の外貨預金は安全なのか
株や不動産で資産を守る方法はあるのか
金に投資するのは有望なのか
どんな資産防衛法が最も効果的なのか
住宅ローン問題や賃貸料の値上げはどうなるのか
連鎖倒産と失業をどうすれば乗り切れるのか
食料品や日用品は適正な価格で入手できるのか
年金生活者は破綻後も暮らしていけるのか
破綻後、生活に困ったときに頼れるところはあるのか
第4章まとめ

第5章 政府が行うべき「善政」と
「日本サバイバル戦略」を提言する
破綻後、政府や政治家は何をすべきなのか
破綻後、国民になくてはならないものは何か
国の借金を減らす方法はあるのか
国の歳出額をどこまで減らせば乗り切れるのか
国の歳入額をどれだけ増やせば乗り切れるのか
税制改革で格差を縮小することはできるのか
破綻後、公務員はどのような扱いを受けるのか
日本再生に有効に機能する策はあるのか
政府が進めるべき成長戦略とはどのようなものか
真の専門家は非常に的確な見通しを持っている
救国の志士たちを世の中から自薦で集めよ
復興の切り札となるのは人道カードに他ならない
第5章まとめ