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銀行員は決算書のココを見る!

小堺桂悦郎
定価
1,650円(税込)
判型
46判
体裁
並製
頁数
240頁
ジャンル
  • 経営
ISBN
978-4-7612-6901-2
発行日
2013年3月25日

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書誌情報BOOKS

◆銀行はいつでもお金を貸したがっている?

本書に興味を持っていただきありがとうございます。

突然ですが、最初から本書の結論を言わせてください!

本書は、
銀行員がアナタの「会社の決算書」を
どう見ているかがわかるようになる
本です。

つまり、
「銀行から融資を受けられるか?」
「銀行から融資を受けたほうがいいか?」
がわかる
「決算書の見方」の本です。

本書の著者であるコザカイ氏は、

元銀行員の融資係であり、
税理士事務所時代も融資担当

資金繰りコンサルタントとして
日本全国の中小零細企業を救ってきました。

だから、銀行のことは中のことも外のこともすべてお見通し!

そんなコザカイ氏だからこそ語れる内容なのです。

銀行はたとえ返せないような決算書でも融資してくれます。

なぜなら、銀行はいつでもお金を貸したがっているんですから!

それは…

◆融資成功率ほぼ100%!
融資金額100億円以上!!!

<東日本大震災復興緊急保証制度が2013年3月期限切れ>
<返済猶予制度(金融円滑化法)が2013年3月31日期限切れ>

という中小零細企業を救ってきた
2つの制度がとうとう終了です。

銀行もお金を貸す口実がない???

でも大丈夫!
ワタシの方法なら、
まだまだお金を借りることができますから!

融資成功率ほぼ100%)
融資金額100億円以上

という驚異の数字の理由は本書ですべて書き記しました!

この異常に高い成功率の理由は、
銀行員は貸せる口実を「決算書」から探してるからです。

だって、銀行員の仕事は「お金を貸すこと」なんですから。

だから、「決算書」の見方が重要なのです!

しかも銀行員が「決算書」をどう見ているか。

こんなこと、銀行の窓口で聞いても教えてくれません。
むしろ、銀行員同士でも「決算書」をどう見ているか、
なんて話をしているはずもないでしょう。
銀行員同士、どこに地雷があるか、わからないですしね。

だから、本書を読んで、
今すぐ銀行へ相談に行ける人は、安心してOK!
お金を借りることができるでしょう!

誰も教えてくれなかった
「貸借対照表」「損益計算書」「決算書一式」
…など、すべてがこの1冊で網羅
されています。

「経営者」「銀行員」「借金のある人」「経理担当者」
「税理士・会計士」「起業家」「中小企業に勤めている人」
…など、ぜひ、本書を役立ててください。

目次詳細

●はじめに 銀行員の決算書の見方を解説した本ではない
・銀行はいつでもおカネを貸したがっている

●第1章 今、なぜ決算書の見方なのか?
・銀行員は貸せるかどうかで決算書を見ている
・銀行は御社の決算書を見てますか?
・同じ銀行でも見方はいろいろ
・捨てる神あれば拾う神あり
・制度があるから貸す(借りる)
・奇跡の融資制度の終わり
・なぜ銀行は『制度』に頼るようになったのか?
・不良債権扱いも一時棚上げ
・ホントに信じていいですか?
・決算書に隠されている融資の三要素
・制度(保証)があるから貸せるわけではない
・それでも借りられなかった原因は?
・30年前から何も変わってない

●第2章 借りるためには「貸借対照表」を攻略せよ!
・なぜ税理士は教えてくれないのか?
・貸借対照表だけでいい!
・返すには50年かかるかもね
・資本金割れしていませんか?
・現実に毎月の返済を返せるか?
・目先の支払い
・右と左を合わせる(固いものと長いもの)
・右と左を合わせる2
・実質債務超過かも?
・なぜ銀行はウチみたいなのに融資してくれるのか?
・ワタシだったらどんな融資をセールスするだろうか?
・あえて借りることで信用という実績を作る
・最悪な資金調達の対処法
・長期の返済に短期で借りる裏ワザ!

●第3章 借り続けるために「損益計算書」を攻略せよ
・銀行から大目に見てもらえる赤字 その1 創業赤字
・銀行から大目に見てもらえる赤字 その2 一過性赤字
・在庫増加資金
・家賃が減って利益がでる?
・不動産購入の融資の基本
・不動産購入融資のちょっとした裏ワザ!
・ごまかしがきかない不動産賃貸業の損益計算書
・儲かったら税金がかかる
・なぜ儲かってるのに税金が払えないのか?
・借金返済をしたいなら節税をしてはいけない
・借りて返して回していける損益計算書
・年間返済額は月商の1カ月分まで

●第4章 誰にも聞けない「決算書一式」のしくみ
・いわゆる「決算書一式」って見たことありますか?
・1秒で赤か黒かわかる青色申告書
・そもそも経営者は誰だ?
・てんでバラバラな決算書一式
・正しい決算書が見やすいとは限らない
・貸した(借りた)金はどこに預けてある?
・多くを語らず、ざっくりと
・担保になる土地あるかしら?
・社長の収入はガラス張り
・社長の金の出どこはどこだ?
・間違いだらけの銀行選び
・自分でやってみるくらいじゃないと

●第5章 銀行員の「決算書の見方」が正しいとは限らない!
・銀行員が決算書の見方をマスターしてるとは限らない
・理由はわからないけど…
・借りた金で定期にしてはいけない
・定期積金してると金が足りなくなる
・おかしな融資はいつかは止まる
・銀行から追加資料の要求を受けたらガッツポーズ!
・返済猶予しても短期借入はできる
・返さないのは借りてるのと同じ
・金融円滑化法が終わっても返済猶予は受けられる
・「制度」が変わっても「融資」に変わりはない
・銀行は不良債権を処理したい
・それでも借金が返せるかどうかの心配
・決算書の見方は自由である
・銀行員は粉飾を見抜きたくない

おわりに 銀行員には決算書のココを見てもらえ!

著者について

著:
小堺桂悦郎

元銀行員の資金繰りコンサルタント。過去に100億円以上を金融機関から調達し、数多くの中小企業を救ってきた。
バブル景気といわれた1980年代を通して金融機関の融資係を務める。
89年、日経平均株価が史上最高値をつけた日を最後に、税理士事務所に転職。
税理士事務所では、バブル崩壊後となる1990年代の大半を資金繰りコンサルティング業務に専任。
特に銀行対策を得意とする。
2001年末にコンサルタントとして独立し、有限会社小堺コンサルティング事務所を設立。
‘借りる技術・返す技術指南の専門家として、主に中小企業経営者の立場に立った実践的なコンサルティングが好評を博している。
02年12月『借りる技術 返す技術』(フォレスト出版)で著作活動を開始。
06年発売の『なぜ社長のベンツは4ドアなのか?』(フォレスト出版)シリ-ズは70万部を突破する大ベストセラーに。
その他、『おカネを借り続ける経営』(かんき出版)『晴れた日には銀行から傘を借りよう』(日本実業出版社)、『はじめは中古のBMWに乗りなさい』(幻冬舎)など著作多数あり、累計100万部を超す。