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一生食べていくのに困らない総務の仕事力
- 著
- 小川陽平
- 定価
- 1,540円(税込)
- 判型
- 46判
- 体裁
- 並製
- 頁数
- 192頁
- ジャンル
-
- 経営
- ISBN
- 978-4-7612-6893-0
- 発行日
- 2013年2月20日
書誌情報BOOKS
間接部門のスリム化は、多くの企業の喫緊の課題になっている。
どこの会社にも必ず存在する総務部もその例外ではなく、
アウトソーシングや、派遣社員を増やすなどリストラの対象になっている。
本書は、このような時代の中で、
総務パーソンが生き残っていくために必要なスキルや仕事に対する取り組み方、
ともすれば雑用係と思われがちな総務部の仕事の真の意味、必要性を、
「問題発見力」「段取り力」「伝達力」「調整力」「管理力」「結束力」
という6つの力を通して解説する。
総務の本は、時系列で月ごとの実務と、そのポイントを紹介するものがほとんどだが、
本書は、成果を出している総務パーソンが日常的に行っている習慣や施策、幅広い仕事のなかから
経営者が本当に求めている仕事で成果を出す方法を中心に解説する。
目次詳細
第1章 経営者に必要とされる総務パーソンの仕事の習慣
第2章 「問題発見力」は総務パーソンの最重要スキル
第3章 仕事を効率化する「段取り力」
第4章 「伝達力」で改善のスピードは大きく変わる
第5章 「調整力」を磨いて代わりのきかないコーディネーターになる
第6章 徹底した「管理力」で会社の危機を救え
第7章 会社のムードメーカーになって「結束力」を高める
著者について
- 著:
- 小川陽平
1963年生まれ。京都府出身。株式会社コスモスモア取締役。
同志社大学文学部卒業後、86年株式会社リクルートコスモス(現コスモスイニシア)に入社。92年株式会社コスモスモアに転籍。住宅リフォームの営業課長を経て、長年希望していた管理部門へ異動。以来、労働環境改善のほか、中長期経営計画の立案、基幹システム構築、人事採用、債権回収、訴訟等実務など幅広い業務を経験した後、経理も含めた管理部門全体の責任者となる。
また、コスモスモアでの取り組みとして、2年間で社員のeco検定取得率約60%を実現、自社独自の環境報告書「サスモア」の創刊、建設業界初のカーボンオフセットの商品化など、さまざまな施策を成功に導き、「全国総務大賞」で優秀総務大賞、「エコユニットアワード」で特別賞を受賞。一流の総務パーソンとして社外からも高い評価を得ている。
2008年にはオフィスのコスト削減や業務効率化、移転及びレイアウト変更、総務業務代行などを行うファシリティ事業部部長に就任。年間700社以上の総務担当者と接するなど、自社だけでなくさまざまな企業における総務の実情にも精通している。2012年6月より取締役に就任。「死ぬまで成長」を信条に、文字通り「社長の参謀」として活躍している。
雑誌「月刊総務」(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)、ウェブサイト「日刊おしえて! アミタさん」でオフィス環境に関するコラムを連載するなど、各種メディアでも精力的に活動している。