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ショーペンハウアー 自分を救う幸福論
定価 1,512円(税込)
判型 46判
体裁 並製
頁数 256頁
ISBN 978-4-7612-6878-7
発行日 2012年12月6日

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ショーペンハウアー 自分を救う幸福論

内容紹介

もうお金や他人の評価に左右されない!
「人生の真実」に気づく203の名言。


「異端の哲学者」ショーペンハウアーの幸福論。
深く、澄み切った眼差しで人生のあり方を説いた彼の代表作
『幸福について—人生論—』のほか、
『意志と表象としての世界』『哲学小品集』などから、
人生訓を抜粋して紹介。
1項目1ページの名言集の体裁で、著者の思想をわかりやすく伝えます。

ニーチェ、トルストイ、トーマス・マンに影響を与えた
「異端の哲学者」が贈る、心のお守り。

著者について

アルトゥル・ショーペンハウアー
Arthur Schopenhauer(1788~1860)
19世紀ドイツの哲学者。ダンツィヒ(現、グダニスク)に生まれ、裕福な商人の家庭で育つ。父の死後、大学に進み、プラトンとカントを研究。ゲーテと交わり、その後、インド哲学を学ぶ。1819年に著した代表作『意志と表象としての世界』はヨーロッパのペシミズム(悲観主義) の源流と言われ、ニーチェ、トルストイ、トーマス・マン、ワーグナーなどに影響を与えた。
日本では芸術論・自殺論などで知られているが、むしろ博学で、法律学から自然学まであらゆるジャンルを網羅した総合哲学者という側面が強い。
主な著書として、『人生知のための金言集』『哲学小品集』などがある。

鈴木憲也
1944年生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科在学中に独ミュンヘン大学に留学し、哲学を学ぶ。留学中にドイツ国内の政経研究所で日本学に関する研究に従事したのち帰国。語学学校を設立し、十数年間、経営者として活躍する。
その後、研究の道に戻り、米コーネル大学大学院で修士取得、英ロンドン大学(LSE)大学院で博士中退。現在も、国際的視点から見た日本人論の研究や文筆活動を続けている。ショーペンハウアーはドイツ留学時代から愛読しており、本書の翻訳をすることとなった。

目次詳細

はじめに なぜ、いまショーペンハウアーなのか

1章 幸福について
001 幸福は、自己に満足する人のものである
002 幸福とは、自分の特技や好きな仕事がやれることである
003 自分が今持っている以上のものを望むな
004 人生で価値のあるものは、人としてのあり方である
005 健康や心の朗らかさこそが一番価値がある
006 他人の思惑に重きを置くのは間違いである
007 社会的地位や名誉に対する要求は最少限に下げよ
008 一番大事なものは、自分自身の人柄・人格だ
009 自分に起こる出来事を面白がる賢さを持て
010 明るい性格こそが最も尊い
011 1日2時間は運動をしなさい
012 幸福は、苦痛と退屈がなければ達成されるものである
013 幸福とは、障害と闘って勝つことである
014 小さなことを悲しむのはそれだけ幸福ということだ
015 自分の力でどうにもできないことは当てにするな
016 物事そのものではなく、物事をどう見るかで、幸福や不幸が生まれる

2章 人間、誰もが持っている性質について
017 社会的地位や富に差があっても、誰もが同じ愚か者である
018 人間は自分の意識の中だけで生きている
019 人間は誰しも、自分を投影して他人を見ている
020 人は、自分のことしか興味がない
021 どんなに優秀な人間でも、下らない面を持っている
022 人は、他人の個人的な問題には敏感になる
023 愚かな人間ほど優れた人を憎むものである
024 自分の不幸や弱みを打ち明ければ、相手は喜ぶものである
025 人は、自分に優越感を与えてくれる相手に近づきたがるものだ
026 俗物は理想を求めず、快楽や虚栄心にふける
027 人は誰も、他人にどう見られているかを気にして生きている
028 人は、他人より優れていることに大きな喜びを感じる
029 他人の思惑を気にしすぎることは愚かである
030 他人の評価などには無関心で良い
031 人は、恐れるに足りない相手には見下した言い方をする
032 人は、どんなに親しい間柄であっても、その陰口を言うものだ
033 他人の意識の中身などにかまうな
034 人間は嘘をつく怪物だ
035 苦労ばかりの人といつも幸福な人は、薄情になる
036 人間の顔は教養などの借り物からできている
037 人は、自分の立場からの偏った見方しかできない
038 凡人は過去のことを考え、賢人は将来の可能性を考える

3章 自分自身の心がけについて
039 睡眠を十分とって、脳を疲れさせないようにすべきである
040 自分の幸福にとって何が重要かを考えよ
041 身近なことにとらわれて、重要なことを見逃すな
042 過去や未来に煩わされずに、今だけを楽しめ
043 今日という日はただ一度だから、大切にしよう
044 嫉妬は悪い習慣であり、不幸のもとである
045 嫉妬心の正体とは
046 他人の幸福とは、遠目からは素晴らしく見えるものだ
047 人は、自分にあった境遇であれば、快適に生きることができる
048 人は、自分にもできると思うと、人をほめる
049 遠くにいる人間だけが尊敬される
050 人は、自分を不幸だと思っている時に人を嫉妬する
051 自分を羨む人を遠ざけよ
052 自分の持っているものを、もしそれがなかったらどうかと考える
053 自分の欠点は、他人の目を通さないとわからない
054 他人に現れた自分の欠点を見つめよ
055 自分自身に関する決断は友人に相談せよ
056 自慢はするな
057 能力があっても、それをないものとして謙虚に振る舞え
058 自分で自分を賞賛する心境に達した人が幸せである
059 自分が好きなことをやれ
060 どんな仕事でも、その目的のためだけに行え
061 仕事を大事にし、愛情を持って事を運べ
062 実力ある人の判断は、明瞭で揺るぎがない
063 熟考し、決心したことはそのままやり抜け
064 起きてしまった不幸な出来事は、あれこれくよくよ考えるな
065 不幸の原因が自分の責任である時は、しっかり反省せよ

4章 富・お金について
066 どんな願望や欲望にも対応できる金銭を愛するのは自然だ
067 お金は不慮の災難に備えるべきものだ
068 自然な欲望を満足させる以上のお金は必要ない
069 富と名声は飲めば飲むほどのどがかわく
070 人間同士のつながりは、物質的・金銭的な利害にもとづく
071 豪邸でもあばら家でも、生活の中身に変わりはない
072 人生の本質的なみじめさから目をそむけるな
073 善良、穏健、温和な人は貧しさの中でも満足することができる
074 あり余る富は、幸福にはほとんど役に立たない
075 文明社会では、尊敬される職業こそが見かけ倒しである
076 要求が小さければ、財産がなくとも満足は得られる

5章 対人関係について
077 人と付き合うのは、義理か退屈のいずれかが理由だ
078 人は、孤独に対する恐怖から人付き合いを求める
079 人の持つ社交性は、その人の知的レベルに反比例する
080 精神的能力の高い人は、自然に非社交的になる
081 自分を低くしてまで、人と交わる必要はない
082 気の合う仲間を見つけるのは嬉しいものだ
083 似たもの同士の交友が快適だ
084 誰もが仮面をかぶって、人に合わせようとする
085 人は、なにげない小さな行動に利己主義が現れる
086 他人を変えようとするな、他人は変わらない
087 人の意見や行動を変えようとしてはいけない
088 他人に対しては、怒るな
089 他人の不快な行動にも腹を立てるな
090 怒りに駆られて相手をやっつけてやろうなどと思うな
091 お互いの欠点は見て見ぬふりをしよう
092 尊敬するより愛するほうが良い
093 本心から寛容の気持ちを持て
094 君がいなくてもやっていける、という素振りを見せろ
095 他人とのいざこざや陰口は、小石のように蹴飛ばせ
096 頭の良さは他人に見せるな。嫌われるのがオチだ
097 相手より自分のほうが頭が良いと気づかせてはならない
098 すべからく相手を嬉しがらせて味方につけよ
099 敵意ある相手でもていねいに接せよ
100 相手を憎悪したり軽蔑するより、同情したほうが良い

6章 人間の性格について
101 人間の性格は生まれつき不変であり、考え方だけが改善できる
102 人間は一生を貫く行動原理を持っている
103 道徳も知力もその根本は生来のものである
104 人は誰も、自分の個性から逃れることはできない
105 さまざまな現れ方をしても、人間の性格は変わらない
106 人は誰も、自分と反対の気質を好む
107 どんな性格でも、対人関係の原則による指導が必要である
108 人間はなりたいような人間になることはできない
109 人は、実際に経験してみるまで自分の素質を理解できない
110 他人の個性や特性の真似をするのは恥ずべきことだ
111 自分の志と能力を知り、その限界を悟れ
112 自分の個性に合わせた目標設定をせよ
113 自分の力量を正確に知って、それを行使せよ
114 他人を手本にせず、自分に適した行動をせよ
115 他人も自分も、性格は変えることができない
116 他人の欠点は、自分も持っている欠点である
117 世の中には変わり者もいる、と認めよ
118 われも生き、人も生かす

7章 知的生活について
119 精神的な感受性を自由自在に発揮せよ
120 自由な時間を持つのはむずかしいものだ
121 自由な余暇こそ、黄金の時間である
122 自分の利害に関係ないことにこそ、知的好奇心を持て
123 現実生活は不安定なものだが、知的生活は安定したものである
124 精神的能力の優れた人は、あらゆる作品を享受できる
125 人類の知的遺産はわれわれに慰めを与え、元気にさせてくれる
126 洞察と認識が豊かになれば、知的生活は完成されてくる
127 知的な楽しみとは、真理を理解できるようになることだ
128 見せかけの知恵と学問のひけらかしを見抜け
129 本は2度読むべき
130 自伝は人間の本質を教えてくれる
131 人生は短いから、悪書を捨て良書を選べ
132 自分で考え抜いてから、本に向かえ
133 徹底的に考え抜いた知識こそが、ほんとうの知識だ
134 自分で考え、獲得したことにこそ価値がある
135 自分の興味や目的に合致したものだけが、記憶にとどまる
136 読書しても繰り返し考えなければ、自分のものにならない
137 自分でものを考えない学者は、博識というカツラをかぶる
138 知識とは、見識や洞察力に到るための手段にすぎない
139 人類に貢献するような人は、書物ではなく世界を読む
140 思索は、外部からの刺激と自分の衝動とのよき組み合わせから生まれる
141 事物そのものを考察することで、知識や洞察力が生まれる
142 知性が純粋に客観的な認識になる時、芸術や哲学が生まれる
143 具体的に存在するもの=現実は、精神に刺激を与える
144 理解とは、かけ離れているものの類似点を見つけることだ
145 材料そのものより、切り口や考え方が重要だ
146 専門家は、専門以外では牛のように愚鈍だ
147 外国語を学べば、事物に対して多面的な見方が得られる
148 外国語を学ぶことは、自分の考え方を豊かにしてくれる

8章 年齢の違いについて
149 青春期には未来が希望にあふれ、人生を長く感じる
150 青春期に集めた材料を使っても、傑作を生むのはずっと後年である
151 青年時代は、深い真理を直感でのみとらえられる
152 人生は刺繍をした布であり、後半に裏の糸のつながり具合がわかる
153 青年期は詩の時期で、老年期は哲学の時期である
154 人生の前半は本文を、後半は注釈を提供してくれる
155 人生は、青年期には長い未来だが、老年期は短かった過去だ
156 青年期には未来の幸福を期待するが、老年期には現状に満足する
157 性欲は人間に取り付いた悪魔である
158 人生の終わりの時期になって、自分の残してきたものの意味がわかる
159 老年期には日常のことは追憶から消えて、一生を短く感じる
160 老人は退屈も煩悩も少なくなり、人生の重荷が軽くなる
161 一生の終わりには、仮面を脱いだ真の人間が見えてくる
162 年をとれば、経験と学識が活かせるようになる
163 60代になれば、多くの物事をはっきり見通せるようになる
164 老人になっても健康で感受性があれば幸せである
165 人生は夢であるが、哲学者だけが目覚める努力をする

9章 人間の運命について
166 人間の生活は、内部の傷に光沢をつけてごまかしている
167 うたかたの名声はすぐ消える
168 世の中のすべてのものは中身のないクルミと同じだ
169 今の人生は、自分がこれまでやってきたことの反映だ
170 食い合いと騙し合いが世の常だ
171 運命以外は、われわれの手には何もない
172 われわれの人生は、風まかせの舟と同じだ
173 われわれの意図するものと人生の出来事は、別方向に向く
174 人生の予定表は、運命によってほとんど狂わされる
175 賢人とは、物事が変化する方向を読む人だ
176 物事は常に変化するから、一喜一憂してはならない
177 晴天時には荒天を、幸福な時は不幸を思え
178 人生とは、苦悩と退屈の間を行き来することだ
179 満足とは、新しい努力の出発点だ
180 一時しのぎの連続こそが、われわれの人生そのものだ
181 人生は、われわれの決意と出来事のからみ合いでできている
182 人生とは、生き抜くための格闘と退屈のくり返しだ
183 人間は、残忍で情け容赦なく、無限の利己主義を持つ

10章 人生の救いについて
184 人間は、多くの災厄にさらされていることを忘れるな
185 苦痛に満ちた人生の意味を考えよ
186 人間の思考の内容は、動物のそれとたいして変わらない
187 たいていの人間の一生は、無意味で無内容だ
188 生きる喜びは、目標に向けて努力している時に得られる
189 真理の認識にとって、仏教は他の宗教より優れている
190 仏教は欲情、怠惰、怒り、吝嗇を悪徳とする
191 悪行の多くは、状況の間違った認識によって生まれる
192 認識力を広げて、他人との共感を持て(その1)
193 認識力を広げて、他人との共感を持て(その2)
194 高潔な人間は、他人の過酷な運命を思い、正義と人間愛を持つ
195 他人のことを助け、応援し、慰める行為には道徳的価値がある
196 われわれは苦悩の中にいる他人にのみ、関心を持つ
197 善良な人間は、他人をもうひとりの自分だと考える
198 すべての愛は、同情である
199 行為は、同情から行われる場合にだけ道徳的価値がある
200 芸術を味わうときこそが、最も純粋な喜びである
201 芸術は人生の華である
202 意思の自由は、性格全体の改善を可能にする
203 人生は戦いだから、勇気と気迫を持て

まとめ ショーペンハウアーの考え方

参考文献