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元証券マン 日本の保育を変える!
定価 1,540円(税込)
判型 46判
体裁 並製
頁数 208頁
ISBN 978-4-7612-6820-6
発行日 2012年3月5日

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元証券マン 日本の保育を変える!

山口洋 /著 

内容紹介

少子化でも女性就労増で保育園待機児童は増すばかり。
旧態依然の保育現場は劣悪な所も多い。
質・量両面の問題は国力低下にも繋がる。

国を救う保育の中核をなす保育士の質を高め、
子供・保護者へのサービスを考え抜き、
行政と闘い業界改革に取り組んで「ガイアの夜明け」でも紹介された
著者の考え方と全行動。

著者について

株式会社JPホールディングス 社長
株式会社日本保育サービス 代表取締役
1961年京都市生まれ。明治学院大学法学部卒業後、大和證券に入社。法人営業やM&Aの分野で腕をふるい1993年、(株)JPホールディングス設立、同社代表取締役。2006年、聖徳大学大学院博士前期課程修了(児童学)。
「日本の保育を変える」をモットーに日々奮闘中。保育に関する会議等で歯に衣着せぬ発言で注目を集める。政府や自治体の委員を多数務め、その信頼は厚い。マスコミからの取材も多数受けている。社会福祉法人アスクこども育成会理事長。一般社団法人日本こども育成協議会副理事長。子会社(株)日本保育サービスにて、保育所(通称アスク)を104施設ほか学童・児童館を含め計150施設を全国に展開。一般社団法人「関東ニュービジネス協議会」理事。
内閣府「子ども子育て新システム検討会議ワーキングチーム」「ゼロから考える少子化対策プロジェクトチーム」、厚生労働省「次世代育成支援のための新たな制度体系の設計に関する保育事業者検討会」「社会保障審議会少子化対策特別部会保育第二専門委員会」、経済産業省「第5回成長戦略検討会議」、東京都社会福祉協議会「保育所待機児問題対策プロジェクト」、東京都「児童福祉審議会」などの委員を歴任。著書に『子育て支援ビジネス事業化計画資料集』」(綜合ユニコム)などがある。

目次詳細

まえがき

第1章 保育事業スタート時の思い

1 保育園を始めた二つの動機
・保育園併設で女性の心をつかむ
・クルマに放置される子どもの悲劇をなくしたい
・助成金なしでは赤字が増えていく

2 保育事業のスタート
・初めて東京都の認証保育所を開いた
・企業として保育事業をすると決意

3 保育園運営の難しさ
・ゼロからの出発でノウハウを学ぶ
・保育園と幼稚園の違いについて
・保育士の言っていることがわからない
・保育サービスの対象は誰なのか

4 保育に欠かせない専門知識の習得
・四三歳、大学院で保育のプロをめざす
・常識を疑え! 三歳児神話には嘘がある
・「保護者目線」から「子ども目線」へ
・大学院で学んだ成果は大きかった

5 保育園運営の理念
・大切なのは子ども、保護者、そして保育士
・離職率は会社の理解度と連動する
・「四つの理念」を説いて人材を採用した

6 保育園運営で大切なこと
・保育園は「養護」と「教育」の一体的な提供
・保育園は子どもの能力を引き出す場所

7 保育園のさまざまな種類
・「認可」と「認可外」はどう違うのか
・株式会社の参入には意義がある
・世間の保育園に対する見方が変わってきた

第2章 保育の質を高める

1 保育士を育てる一流の研修
・「保育の質」は「保育士の質」で決まる
・現場を大切にするリーダーの姿を見せる
・独自の講座を年一〇〇回以上開催する
・学び続ける保育士が子どもの命を守る

2 保育士は楽しく働くことが大切
・意欲ある保育士を採用する
・学生たちは理念を理解してくれる
・能力があれば若くても園長になれる
・男性保育士採用に四つのメリット

3 保育士の連帯と意識改革
・気づきの場「他園研修」で保育技術を学ぶ
・学ぶことで保育士の意識は劇的に変化する

4 保育士のメンタルヘルス
・人がすべてだからメンタルヘルスケア
・現場の見えない残業までもなくす
・震災のストレスには専門家の派遣で対応

5 園長を育てるということ
・園長候補の応募がないなら育てる
・がんばらずに一から鍛える

6 保育士を大切にするということ
・保育業界の常識は世間の非常識なのか
・北海道から九州まで全国で採用活動
・女性専用寮で地方出身者も安心できる
・持ち株会は破格の「五〇パーセント上乗せ」

第3章 保育園利用者との関係づくり

1 保育における利用者満足
・保護者のニーズは千差万別、だから…
・ゆるぎない哲学を保護者に伝える
・重要な事項は保護者と意見交換する
・真の利用者満足を考える基準は何か

2 クレームへの正しい対応
・まったくケガのない保育は正しいか
・行政がクレーマーの味方をすることもある

3 コンプライアンスの大切さ
・隠し事をしないことが信頼関係を生む
・会社の不正が保育士の心を蝕んでいく
・隠し事がないことはすべてに強い

第4章 保育で大切にしたいこと

1 究極の保育サービスをめざして
・安全・安心度を徹底的に高める
・厳しい監査体制で問題を改善する
・正直に報告することを徹底する
・なぜ園長を解雇したのか

2 子どもの力を引き出す保育
・環境による保育が子どもの力を引き出す
・子どもは自分で学ぼうとするときに成長する

3 食育は子どもの生活の基本
・食事を大切にするのが保育
・ミルクをつくる水にもこだわる
・「子どもに夕食を出さない」のは指導か
・手抜きメニューを同業他社が強要する

4 長時間保育の是非論
・現場に立てば課題が見えてくる
・一時預かりの託児所では

5 子供たちの発達支援
・発達障がいの園児をチームが支える
・障がい児には専門的支援が必要
・心のなかの差別感をなくす
・二次的障がいを防ぐためのケア

第5章 保育の将来はどうなるか

1 待機児童の問題解決に向けて
・二万五〇〇〇人以上が保育園に入れない
・株式会社の門戸が開かれ始めた

2 保育園の事業主体
・自治体間で運営主体に格差が生じている
・運営主体に差を設ける必要性があるのか
・保育園の民営化について

3 保育園経営のセーフティーネット
・セーフティーネットづくりを急ぎたい
・「保育の質」を守るには
・世襲が悪いわけではないが

4 保育園を選べること
・「選べる」なかに保育の質向上がある
・いい保育をする保育園が選ばれる

5 日本の保育が変わるために
・保育園の質はかたちではない
・株式会社へのさまざまな批判
・保育を真剣に考える社会に

あとがき