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物流改善の進め方
定価 1,650円(税込)
判型 A5判
頁数 192頁
ISBN 978-4-7612-6409-3
発行日 2007年2月5日

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コストを下げ、品質を上げる

物流改善の進め方

角井亮一 /著 

内容紹介

ビジネスを行う上で物流は不可欠でしょう。物流がなければ納品できないので、売上が計上できないし、納品できなければクレームになります。
逆に、よい物流ができれば、ビジネスが有利に働きます。納期を遵守することで、お客様から信頼されます。梱包状態がよければ、破損商品を顧客に届くことは減りますから、顧客は好感を持ちます。
物流コストを下げることで、商品販売価格を下げることもできます。納期が短縮されることで、急ぎのニーズが取り込めたり、競合他社との明確な差別化ができたりします。
そうなのです。物流をよくすることは、企業の競争力を高めて、収益拡大につながっていくのです。

本書は、その物流をよくする方法、すなわち「物流改善」の方法を解説しています。単純にコストダウンの話を書いているのではなく、企業が成長するために物流をどう改善するのかという視点で書いています。
また、特定の業種や業態に偏らない内容にしています。どんな業種のどんな業態の物流関係者が読んでも、役立つようにしています。
タイトルを「物流改善の進め方」としたのには、理由があります。多くの物流改善の書籍は、方法いわゆるテクニックを解説しています。しかし現実的には、物流担当者は課題を解決しようとしているはずです。例えば「入庫方法を改善しよう」という人はいないと思います。通常は「入庫処理スピードを上げよう」という目的(課題)があって、達成(解決)しようとするはずです。

本書は、その目的(課題)ごとに章立てしました。それによって、「今回は在庫精度を上げたいから、3章を読もう」と、何回も繰り返しページを開くバイブルになるはずです。
設定したテーマ7つの中で、「モチベーションを上げたいとき」というテーマを最初に持ってきた理由は、このテーマが、今の物流現場で最重要課題だからです。多くの物流現場では、人材不足で困っていることと思います。私の顧問先でも、2004年ごろから、人材不足で頭を悩ましていました。募集しても集まらない。採用してもすぐ辞める。この繰り返しで、採用経費だけが上がっていました。
その解決には、採用した人が辞めない環境を作ることが一番有効です。そのために、モチベーション醸成をするのです。予算を使って人材教育をしても、やる気がなければ意味がありません。やる気があれば教育の意味が出てきます。
ほかにも、「庫内スピードを上げたいとき」や「在庫精度を上げたいとき」など、皆さんが持っている課題を解決するためのテーマをそろえています。本書一冊でほぼ90%の課題が解決されるでしょう。
物流改善を行うときには、私は、次のようにすることをお勧めしています。

・物流改善プロジェクトを立ち上げる
・成果がわかるように現状数値を取る
・目的別に改善方法を思案し実行する
・改善成果を数値化する


このプロセスで改善の効果を確実にし、かつその効果を最大にすることができます。
本書の読者は、物流センター長や現場リーダーなどの社員だけを対象にしているのではありません。現場に従事するパートの方も対象にしています。また、新任の物流部長にも読んで役立ててもらえるようにしています。
したがって、専門用語は極力省いています。また、理解しやすいように構成しています。
パートの方であっても、現場リーダーであっても、課題となっている章を読んでいただき、その手法を真似て下さい。「習うより慣れろ」で、手法をできる限り真似て、改善を進めてください。

最後に、私どもにご用命をいただいている企業の皆様、日ごろからご指導・ご協力・ご声援をいただき、ありがとうございます。また、そこで弊社のメンバーが、気持ちを込めて仕事をしていることを誇りに思っています。日々コンサルティングの現場や物流の現場でノウハウを積み上げているからこそ、本書をまとめられたことを記しておきます。

著者について

上智大学経済学部経済学科卒業後、ゴールデンゲート大学MBA(マーケティング専攻)取得。帰国後、船井総合研究所、不動産会社を経て光輝グループに入社。同社では物流コンサルティング、アウトソーシング分野を中心に活動し、日本初のゲインシェアリング(成功報酬型アウトソーシング、東証一部企業)を達成する。2000年株式会社イー・ロジット設立、代表取締役に就任する。同社は卸売業や小売業などの小口高回転物流に特化して現場改善を数多く経験し、ノウハウを高めている。また、通販物流アウトソーシングも受託する、実務に精通したコンサルティング会社でもある。公職として日本物流学会・理事、(財)東京都中小企業振興公社・専門家派遣事業支援専門家を務める。

目次詳細

序章 物流改善プロジェクトを立ち上げる
第1章 従業員のモチベーションを上げたいとき
第2章 庫内作業のスピードを上げたいとき
第3章 在庫精度を上げたいとき
第4章 誤納品を減らしたいとき
第5章 輸配送コストを下げたいとき
第6章 自社配送の品質を上げたいとき
第7章 物流改善システムを導入するとき
終章 物流改善の成功度を測定する