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2020年のわたし 入山法子 女優 「時間をかけてじっくり作品と向き合っていきたい」1985年、埼玉県出身。モデルとしてデビュー。ドラマ「ゲゲゲの女房」「祝女」、映画「SP THE MOTION PICTURE 革命篇」ほかドラマ、映画、CMなど多方面で活躍。

たおやかな美しさを放ちながら、コメディからアクションまで実に変幻自在。様々なジャンルでキャリアを積み、ますます目が離せない入山法子さんの「今と、これから」に迫ります。

文/両角晴香 撮影/榊智朗 企画構成・コーディネート/板垣響紀 掲載日:2015/07/15

ドラマに舞台に大活躍の入山さん。今年の8月に30歳になり節目を迎える今の心境をお聞かせください。

入山さん

実は30歳になるのも、やっときたかという感じでして。それくらい20代の10年はすごく長かったです。出会う人も多いですし、はじめてのことが多すぎて、消化する間もなく次から次へと色んなことに挑戦してきました。だから、楽しいことよりも悔しいことの方が多かったです。若さゆえの不器用さもあるのかもしれませんが、壁にぶち当たったときは、額に傷がついちゃうくらい、とことんぶつかって自分と向き合うことで解決してきた気がします。人生につらさはつきものだと思うので、何事もやらないよりやった方がいい。その経験が底力になって、もう10年がんばれる気がしています。

素敵だなと思う女性像はありますか?

入山さん

社会の厳しさを知る30代の女性が楽しそうにお仕事されていたり、ママになってがんばる姿をみるとかっこいいなと思いますね。昨年結婚して、以前に増してパワフルに、お仕事に取り組めている感覚があります。一人の大人の女性として責任を持ちつつ、30代も着実にのぼっていければと思いますね。

演じる役と、「友だち」みたいな感覚で向き合いたいと話す入山さん。

手芸、カメラ、エレキベース、ホルン、乗馬などなど、趣味と特技が多彩ですね。今後挑戦してみたいことはありますか?

入山さん

最近、野球にちょっと興味があります。というのも、今さらながらルールをちゃんと知ったんです。遅いですよね(笑)。もちろんふんわりとしたルールは理解していましたけど、ただ投げて打つのではなく、様々な駆け引きがあり、巧妙な心理戦が繰り広げられていることを知りました。野球は、個人プレイも、チームプレイも両方楽しめますよね。

ひとりでの闘いでもあるし、チームの一員であることはドラマなどの現場も同じですよね。コミュニケーションをとる上で心がけていることはありますか?

入山さん

大切にしているのは、「聞く」ことです。一方的に主張するのではなく、まず相手の言葉に耳を傾けた上で「では、これはどうでしょう?」といった提案をしたいですね。相手に本音で話して欲しいときには、まずはこちらから本音で話す必要があるでしょうし、そこはこちらから歩み寄りたいなと思います。

今一番やりたいことは舞台にたつこと
将来は殺陣もこなせる女優になりたい

それにしても、入山さんが野球とはちょっと意外でした。

入山さん
内面は意外なくらい「男前」。可憐な印象とのギャップが素敵でした!

思い立ったらすぐ行動したい派なので、まずキャッチボールを始めてみたいと思います(笑)。それと、いまフッと浮かんだのが「殺陣」です。武術は経験がないのですが、以前『SP革命篇』という映画に出演し、アクションの稽古をガッツリしました。それ以来ボクササイズをはじめたんですよ。普段からヨガをしたりジムに通ったり、身体を動かすのは好きです。戦う女性はかっこいいと思うので、今後もトレーニングは続けたいですね。

これまた、意外と体育会系なんですね!

入山さん

そうなんです。見た目と違って骨太とよく言われます。ストイックな環境のほうが、生きてるという実感がわくのかもしれません。だからこそ、今は毎日稽古を重ねて意見交換したりしてこだわりを持って作り上げていける舞台をたくさんやりたいです。

この秋は、舞台『祝女〜shukujo〜』season2の全国公演がありますね。

入山さん

前回season1で、テレビシリーズを見て会場に駆けつけてくださったファンの方は、舞台もすごく楽しんでくださいましたし、舞台をきっかけに『祝女』を知ったという方からも「女性の華やかさ」や「キラキラ感」にキュンとしたなんて感想が届きました。『祝女』は、女性の本音や本性をさらけだしたコメディ作品。テーマである “女に生まれたアタシを祝う”という言葉の通り、何事も鮮やかに切り替えて笑いにかえるのは女性ならではの強みかなと思います。

舞台はこれからも入山さんにとって欠かせないものになりそうですね。

入山さん

毎日稽古に励みながらじっくり作品と向き合える舞台はやはり魅力的です。時間をかけてつくった作品を、みなさんで共有できるよろこびがありますね。今後も、様々な役に挑戦していきたいと思っています。

入山さんの推薦図書

『ぎおんご ぎたいご じしょ』(パイインターナショナル)
著/牧田智之

二十歳の誕生日に友人からプレゼントされた一冊。「辞書」といっても、カフェの戸棚にあるとサマになるような欧米風の装丁が魅力。言葉と言葉の間に時折差し込まれるカラフルなイラストやフォトが独特な世界観を作り出す。「私、話し言葉の中に擬音語が多いんですよ。”ざわざわ”するとか、”ピリピリ”するとか。でも、ラジオや旅番組などでリポートのお仕事をさせていただくなかで、もっと正確な言葉で伝えたいなと思うようになって、この辞書を活用するようになりました。たとえば、”ざわざわ”の言い換えを試みると、”胸騒ぎ”という言葉にたどりつく楽しさがあるんです」。

Information

女ゴコロの機微を絶妙に描いたNHKの人気コメディ番組「祝女~shukujo~」が新作エピソードを引っ提げ、舞台に再び返り咲く! この秋出演の舞台『祝女〜shukujo〜』season2は、東京・草月ホール(2015年10月28日~)を皮切りに、全国5か所で公演。

舞台『祝女~shukujo~』season 2 公式ホームページ

この記事を読んだ人にオススメしたい、かんき出版の1冊

言葉を選びながら丁寧にインタビューに答えてくださった入山さん。推薦図書も辞書と語感を大切にしている姿勢が伝わってきました。読むだけでさりげない気配りと大人の対応が身につく本書を合わせてぜひ。

生き方は山が教えてくれました
美しい女性(ひと)をつくる 言葉のお作法
吉田 裕子 /著 
定価 1,404円(税込)
判型 46判
体裁 並製
頁数 192頁
ISBN 978-4-7612-7042-1
発行日 2014年11月17日
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