8月20日(木)に株式会社加藤経営 代表取締役 加藤芳久氏にご登壇いただき、「組織活性力向上の3つの戦略~主体性のある人財をつくり会社も社員も成長!~」と題したオンライン無料デモセミナーを実施。事業拡大を実現させる原理原則と羅針盤、すべての研修を有機的に相互連動させる仕組みつくり、企業が安定成長する組織風土づくりと成長持続化するヒントをお伝えしました。当セミナーの一部をご紹介します。
理念型育成と増収増益の成長戦略
経営理念に基づき、事業計画・人財育成体系・採用計画を一気通貫させることで、理念型育成と増収増益の成長に繋がります。従業員は多様があります。理念があることで中心軸のある強い組織になります。
業績向上・人が定着する・人が育つ組織風土が良い会社の共通項は、「経営理念があり、理念浸透活動をしている」「円満な人間関係がある」「目標となる尊敬できる上司がいる」の3点です。一方で「伸びない会社」の共通項は、「経営理念が無く、利益追求をしている」「人間関係が悪い」「あんな上司になりたくない」ということです。
「人が育つ仕組み」革新戦略
主体性ある「人が育つ仕組み」を考える際に、「任せられるリーダーがいない」という声を聞きますが、リーダーがいないのではなく、「人が育つ仕組み」がないことがほとんどです。リーダーが安定輩出される人財育成体系の構築し、「人財のダム」をつくります。氷山モデルで表すように、目に見えないベースの部分に「理念」、その上に「やりがい」「成長実感」「人間関係」「心理的安全性」があり、組織風土が醸成されます。主体的な行動はこれらの基盤があって、表面に浮上するのです。
加藤経営では、すべての研修が有機的につながる相互連動型(たすき掛け)の研修体系を提供しています。例えば、新入社員育成においては、新入社員研修のアウトプットをOJTトレーナー研修で活用したり、上司のフィードバックを加えたりすることで高い相乗効果を生み出します。研修対象者の上司などが関わり合う施策を講じることで、組織全体が活性化するように設計しています。相互連動型研修導入後に若年層の離職率がの激減した企業もあり、効果は絶大です。
研修業界の3つの問題点
研修業界の問題点として、「効率化重視の分業体制」「研修が、単発・やりっ放し」「講師の力量にバラツキがある」があります。営業担当・研修開発担当・研修講師がバラバラで伝言ゲームになる、経営者や人事担当者の想いが伝わらない、目の前の研修プログラム実施に焦点が当たり、長期的な組織風土開発の設計ができないなどの課題を解決する仕組みが重要です。加藤経営では、一気通貫の専任担当制とし、理念型育成による組織風土の醸成、研修と研修の相互連動型研修、数年先を見越した人財育成体系の構築を行っています。講師育成にも力を入れており、日本屈指のプロ講師養成講座・研鑽会を運営しているので、実力もあり、バラツキのない講師を提供しています。
ご参加者の声
・人材育成には担当部門や担当者だけではなく、全社的に育成マインドを持つことが大事だということが改めて分かりました。
・うまくいっている会社の3か条、行動と心の氷山の例え、「任せられる人がいないのではなく、人が育つ仕組みがないだけ」という部分が印象に残りました。
・理念浸透の重要性を理解できました。
・理念の大切さを実感しました。どう浸透させていくかが課題です。
・ES調査を始めるところですが、理念が自分事になっていないことや育成の仕組みがあるようでないのが現状です。社風が割と自由な分、生え抜き社員や幹部の属人性が強い傾向です。仕組化と自律性のある文化の醸成をしていきたいです。