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2021.08.07

【実施報告】研修講師のためのオンライン研修スキルアップ講座

木村明日香氏
株式会社アットリーチェ 代表取締役

オンライン研修はコロナ対策の一時しのぎではなく確実に今後も続いていきます。「オンライン研修はリアル研修より劣る」と諦めるのではなく、「オンライン研修でいかに成果を出すか」を考え、実践できる研修講師がアフターコロナでは求められます。かんき出版は、研修講師の方を対象とした「オンライン研修スキルアップ講座」を開催しました。講師は、元アナウンサーの木村明日香氏。アナウンサーから学ぶ、画面越しで分かりやすく情報や感情を伝えるスキル、画面の向こう側の人を巻き込むスキルをお伝えしました。セミナーの一部をご紹介します。

オンライン研修において、「オンラインで伝わっているか不安になる」「満足度が下がってしまう気がする」「オンラインでの対応を強みにしたい」などの課題をお持ちだと思います。オンライン研修のポイントを知れば、これからの課題は解決できます。このセミナーでは、「画面越しでも『熱』が伝わる伝え方」「リアルに負けない『ライブ感』を出す巻き込み術」「満足度を高めるオンライン演出とワーク」をお伝えします。

画面越しでも「熱」が伝わる伝え方

リアルとオンラインの主な違いは何でしょうか。リアルは、「スイッチが入る」「雑談が生まれる」「五感で伝わる」「理解度が分かる」などの特徴がありますが、オンラインでは「客観的になってしまう」「雑談が生まれにくい」「視覚情報に偏りがち」「理解度が分かりにくい」ので、伝え手の”力量“が問われます。“違和感“を徹底的に排除することが重要です。オンラインで話を聞きたいと思ってもらうためには、画面の明るさは十分にし、背景は隠さない、目線の正面にすることを意識してください。声は場を支配するものです。画面の向こうに「声」を届けるようにし、声の高さは「ソ」です。また、文章は短く、タイトルは常に見せたり、間をとって、理解度を確認したり、五感を刺激するよう伝え方を工夫します。

リアルに負けない「ライブ感」を出す巻き込み術

満足度が高いオンライン研修ってどんなものでしょうか。研修の“ライブ感”とは、受講者を“視聴者”にさせないことです。参加者を集中させるための質問術として、巻き込み質問をしたり、いきなり質問を問いかけたり、準備させてから質問させたり、場の雰囲気を見ながら使い分けましょう。いきなり質問と準備質問を使いこなすことで集中力がアップします。インタラクティブな講義のポイントとして、チャットをフル活用します。質問や答えのハードルを下げられたり、アウトプットの量を増やせたりという効果があります。ブレイクアウトの後には、話し合ったことを共有する時間を取ってください。チームビルディングや研修の場が締まるという効果があります。

満足度を高めるオンライン演出とワーク

オンライン研修では、安心・安全の場づくりが大切です。そのために、リアクションの練習、心理的ハードルを下げるための自己開示などをおすすめしています。アイスブレイクで内面を出し距離を縮めたり、ブレイクアウトセッション・ホワイトボード活用、チャット実況を行いましょう。

参加者の声

・どれもすぐに活用できるものばかりで、感動でした!さっそく一つずつ取り入れていきたいと思います。またブレイクアウトメンバーのいろんな意見も聞けてとても参加になりました。
・非常にわかりやすく、事例ややり方を豊富に紹介してくださった。またグループワークで他の講師のやり方も見られてためになった。
・普段セミナーをやる立場であっても、セミナー参加し、客観的に自分を見返す機会を作ることの大切さ、ブラッシュアップしていく大切さを学びました。
・エピソードや具体例などをもとに話して頂いたので、研修でのイメージが湧きやすかったです。明日香さんの巻き込み力の秘訣もわかりとても勉強になりました。
・意識していなかった視点に気づかせていただき、わかりやすく具体的なお話で勉強になりました。参加者同士でコミュニケーションがとれる時間が十分にあり、とても「参加感」がありました。
・自分の進め方を見直す良い機会になりました。実践的、具体的な内容だったので今後のオンラインセミナーに活かしていきたいと思います。
・オンライン=リアルには劣るとという前提を持っていましたが、そうではなくオンラインだからこそできることを最大限活用し、どうしてもオンラインだと劣る部分は今日学んだことを実行することでかなりカバーできると思いました。
・巻き込み質問やチャットの活用など、オンラインの良さをたくさん聞くことが出来て大変参考になりました。参加者の皆さんが挙手しやすいようなハードルを下げた質問を投げかけ、自分も参加者しているんだという意識を最初にもってもらうことが、非常に重要だと感じました。
・自分の名前を呼んでもらえたり、周りの反応が大きいことがこんなに嬉しいんだということも体感できました。
・魅せ方、声のトーン、話すスピード、心がけることなど、すぐに実践できそうな具体的なポイントを多く知ることができたので、私も早速自分のオンライン研修で取り入れてみます。
・とても有意義でした!「巻き込み質問」「チャット実況」等をフル活用してオンライン研修のクオリティをさらに高めていきたいと思います。また声の高さや意識を画面の向こう側に向けるといったお話も実践していきます。
・押さえるべきポイントを体系立てて学べ、最後の実践ではフィードバックもいただき、自身のクセや課題に気づくことが出来ました。具体的には冒頭の巻き込み質問、口癖に意識する、その場のご参加者様に合った言葉選びや声のトーン、感情表現、質問を活用した成功事例づくりなどを取り入れていきたいと思います。

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