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2021.01.14

【実施報告】コロナ禍入社の2021年新人育成はこう進めるべし!ハイブリッド型研修でOJTを促進させる

大林伸安氏
株式会社ノビテク 代表取締役

1月14日(木)に株式会社ノビテク 代表取締役の大林伸安氏にご登壇いただき、「コロナ禍入社の2021年新人育成はこう進めるべし!ハイブリッド型研修でOJTを促進させる」と題したオンライン無料デモセミナーを実施しました。当セミナーの内容の一部をご紹介します。

11都府県で緊急事態宣言が出されました。その後も宣言を出す県が増えています。この状況下、4月の新入社員研修はオンラインで実施することを選択する企業が多いですが、でもできればリアルで行いたいという思いもあるでしょう。
まずは、オンライン研修のメリットとデメリットを考えてみましょう。
メリットは、「場所に制限されない」「移動コストが削減できる」「チャット機能を活用し、気軽に質問・発言ができる」「録画したものを復習教材として活用しやすい」「受講者の発言を共有しやすい」などがあります。
一方でデメリットは「参加者のネット環境に依存する」「ネット環境による接続難、ITスキルによるストレスが生じる」「実践や体験学習が行いにくい」などです。

昨年の新人教育を振り返って、感じたことを情報共有いただきました。「挨拶を大切にしているが、その教育ができなかった」「新人配属後に現場から“自分から質問する姿勢などがこれまでよりも足りない”と指摘があった」「新入社員同士の繋がりが低くなって、モチベーションが下がっている」「同期同士と一度も会ったことがない新人もいるので、2021年はなるべくリアルで研修したい」などの声があがりました。

2020年はリアルでの新人導入研修がで実施しづらくなり、育成が思うように実現できず、「実践や体験を伴う学習が行いにくい」「受講者(同期)間の相互啓発や横のつながりの不足」「受講者(新人)の様子や理解度が把握しにくい」など課題が浮き彫りになりました。そもそも、オンラインを集合研修の単なる代替にするのはNGなのです。オンラインはフォローアップに適しているので、ハイブリッド型の研修構築がよい効果を生み出します。

リアルでの研修実施が厳しい場合は、OJTを軸とした育成がおすすめです。しかし、OJTが難しいのが現状です。OJTを補完する・促進させる・質を高めることが今後の育成のポイントです。

育成は、「短い時間(集中)」「少人数(コンパクト)」「長い期間(フォロー)」「横軸&縦軸(巻き込み)」で行うと、受講者(同期)間の相互啓発や横のつながりを持たせ、受講者(新人)の様子や理解度を把握することが可能です。

ノビテクでは「ハイブリット型ラーニングサービス」を提供しています。ハイブリット型のOJTご一緒研修を例にご紹介します。
新入社員/OJTトレーナーはそれぞれeラーニングで事前に学習します。新入社員はビジネスマインド・マナーを、トレーナーはOJTに必要な基礎知識を学びます。次に新入社員とトレーナー合同の集合研修を行います。対話し、OJT計画書作成を一緒に作ることで同じ方向を目指して、OJT活動を行えます。その後は実践です。計画書に沿って、指導を行い、フォロー研修を実施するという半年間のプログラムです。

過去に早期離職の理由を調査する際に、辞めなかった人に対してアンケートを取りました。「自分が成長していると感じた」ときに達成感を感じたと答えた人が最も多かったです。つまり、成長を体感することが仕事に対するモチベーションの柱ということです。
また、研修担当として学習効果を高めることも重要です。ディスカッションする、自分がリアルに体験する、実際に人に教えることで理解が高まります。INPUTだけではなく、OUTPUTする機会を増やしましょう。

若手社員の課題で多いものは「主体性」と「考え抜く力」。本人の成熟度が低いときはティーチングの比率を高め、理解してきたらコーチングの比率を高めるよう、成熟度に合わせた指導をすると考える力がついてきます。

ご参加者の声

・トレーナーの実力が低く、新人との関係性がうまくいかないといった課題がある。新人に対する期待やトレーナーに求める能力を具体的にトレーナーに共有し、巻き込む必要があると感じた。
・昨年はオンラインの環境が整わず、昨年の緊急事態宣言の際は、人数を減らして短時間の集合研修と自宅待機時のeラーニングや、課題提出・読書レポートなどで対応していた。今年に入り徐々にZoomが使える環境が整い、短時間のオンライン研修を開始したところ。従来に比べると、フォローできた時間は大幅に減り、成長速度についても個人差はあり、今までより難航してる。今回のセミナーの中で、効果を高める手法の工夫やトレーナーの巻き込み方、事前学習とオンライン・集合研修との合わせ技で、補完できるやり方があるのではないかと可能性を感じた。早速来期のカリキュラムに反映させるべく、練り直そうと思う。
・OJTの促進は毎年の課題。特に今年度は、今まで考えた研修スキームのすみ分けが覆ってしまった。今回、セミナーを受け、出来ることは必ずあるんだなと感じた。もう少し、次年度に向けた掘り下げをしたい。
・新入社員の育成についてたくさんの学びや気づきがあった。「主体性」と「考える力」をもった新入社員の育成は、確かに当社の課題でもある。理想は配属後も定期的なフォローを実施したいが、現実はOJTトレーナーに任せることが多く、また、現場のOJTトレーナーと人事との間で後輩の育成に対して温度差があることも事実。
・オンライン研修の効果の上げ方など、セミナーでの内容は社内のメンバーに共有したい。

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