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2020.05.27

【実施報告】新人・若手を自主的な学び・意識へと変化させていく「反転学習型プログラム」

川口宏之氏
公認会計士

5月27日(水)に「新人・若手を自主的な学び・意識へと変化させていく反転学習型プログラム」のデモセミナーを開催しました。
当プログラムは、Brew社と弊社で共同開発したもの。昨今、IT普及、働き方改革、新型コロナウイルスや来年開催予定のオリンピックなどの影響によって、場所や時間に制約されない研修に対するニーズが高まっています。さらに、これまでの新入社員研修をより参加型にしたい、学びを深めたいという背景があり、この反転学習型プログラムを開発しました。学び効果の高い「反転学習」と実際に経験・内省する「経験学習サイクル」を組み合わせた内容です。

今回のデモセミナーでは、Brew株式会社 代表の原 佳弘氏よりプログラムの企画背景や概要を、ラインナップの一つである「会社の仕組み+お金の仕組み講座」の研修内容を川口宏之講師からご紹介しました。当セミナーの内容の一部をご紹介します。

反転学習型プログラムの概要について(Brew株式会社 代表 原 佳弘氏)

コロナ禍で4月の集合研修がなくなったり、急遽eラーニング+オンラインリアルタイム型に切り替えたりと、研修に大きな影響が出ています。これからもこのような事態は想定されるので、来年の新入社員研修はどう設計し、準備すればいいのか、不安を抱えている企業は多いと思います。
自分の成長感がないという教育が理由で退職を考える社員もいますので、学びの機会提供は続けることが大切です。研修の目的を決めた上で、リアルがいいか、オンラインがいいか、手段を決定することをおすすめします。

今回ご紹介する「反転学習型プログラム」は、事前に動画で学習し、スキルをインプット。その後、集合研修でアウトプットとフィードバックを行うをいう流れです。
当プログラムの特徴の1つ目は、「反転学習型」であること。自宅で通信・録画型の授業を視聴して予習・事前学習(インプット)し、教室では講義は行わず、アウトプット型学習を行う。事前学習に基づいたワークショップや対話による深掘り、落とし込み、個々の受講生に合わせた不明点の解消や個別指導を行う内容で、通常のインプットとアウトプットを逆転させたことから、この呼名が付いています。反転学習は、個人のペースで学べる、受け身ではない自発的な学習ができるというメリットがありますが、受講者がどこまで意欲的に予習をするかをコントロールできないなどの課題もあります。

2つ目の特徴は、経験学習モデル。仕事などの「経験」を自己フィードバックと他者フィードバックを含めて「内省」し、それを今後に活かせる「概念化」し、「実践」していく学習方法です。研修の内容によって、参加の動機付け・教授方法・成果確認を設計しましょう。

「反転学習型プログラム」のラインナップは、
①会社の仕組み+お金の仕組み講座(講師:川口宏之氏)
②伝わる文書がスピーディーに書ける「論理的な文章の書き方」(講師:山口拓朗氏)
③相手に伝わり、行動を促す!ロジカルなプレゼンテーション講座(講師:鈴木鋭智氏)
の3テーマです。
川口講師にバトンタッチし、ラインナップの1つの「会社の仕組み+お金の仕組み講座」を紹介します。

【デモンストレーション】会社の仕組み+お金の仕組み講座(川口宏之講師)

この研修は、新入社員を対象とした「会社とお金のしくみ」を理解する内容ですので、社会人としての第一歩です。会社が公表している財務諸表(決算書)を理解するのが近道です。会社の実態を反映している決算書を読み解けば、会社がどういう仕組みで、お金がどう回っているのか、理解できます。決算書をスムーズに読み解くことができることを研修のゴールとしています。

今回のデモセミナーでは、実際の研修の一部の「貸借対照表(B/S)」を説明します。貸借対象表は、財務諸表の1つ目の要素です。企業の期末時点における財政状態を表したものです。これをどう読み解けばいいのか、数字を数字のまま読み解くのではなく、数字を一旦図に置き換えて、解説していきます。実在する企業の貸借対象表を用いることで、リアリティのある学びとなります。

当デモセミナーでは、研修で実施するワークでもある、「K社とT社の貸借対照表から、どちらの方が安全性が高いか比較する」というワークも解説しました。

ご参加者のコメント

・反転学習のメリット/デメリット、オンラインでできること/できないことが明確になりました。
・社員が主体的に行動するための行動力強化が課題と考えています。今回の反転型プログラムを参考にします。
・非常に分かりやすく、勉強になりました。「会社のしくみ」・「お金のしくみ」については、業務開始前の待機期間中の新入社員に聴講させたかったと思います。
・オンラインのプログラムを組み込む前提の研修となると、環境の整備やその他勤務時間での取り扱いといった運用の問題など実施までに解決すべきことに意識が向きました。

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