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2020.01.30

【実施報告】アンガーマネジメントを活かした効果的な伝え方

戸田久実氏
アドット・コミュニケーション株式会社 代表取締役
一般社団法人日本アンガーマネジメント協会理事
日本アンガーマネジメント協会認定アンガーマネジメントコンサルタント

1月30日(木)に小社刊『アンガーマネジメント 怒らない伝え方』『コミュニケーション大百科』の著者でもある戸田久実氏のアンガーマネジメント研修の無料デモセミナーを開催しました。戸田氏は、テレビ出演や雑誌の記事掲載など数多くのメディアで、アンガーマネジメントなどを伝えている講師です。登壇数は4,000を超え、指導人数は20万人以上!多角的な視点からの的確な指導、理論を実践に落とし込むプログラム内容には定評があります。

当デモセミナーは、講義や実際の研修で行うワークの体験会。当日の様子を一部をご紹介します。

アンガーマネジメントとは

まず、アンガーマネジメントの説明。「アンガー」は「怒り」、「マネジメント」は「後悔しないこと」。「怒らないこと」ではなく、「怒る必要のあることは上手に怒れ、怒る必要のないことは怒らないようになること」です。アメリカで開発された心理トレーニングで、パワハラ防止、働き方改革、チームビルディング、個人のパフォーマンスアップの目的で、企業に導入されています。
2017年に日本アンガーマネジメント協会の代表の安藤氏が「職場のパワーハラスメント防止対策についての検討会」委員に就任するなど、アンガーマネジメントとアサーティブコミュニケーションを取り入れたパワハラ対策のニーズが高まっています。

私たちを怒らせるものの正体

私たちが怒ってしまうのは、理想と現実の「ギャップ」です。こうある「べき」だという、思いからです。
しかし、人それぞれ考え方が異なるので、「べき」と感じることも人それぞれ違います。
「ふつう~するよね」「当然~するよね」と思いがちな方は要注意!自分と他人の「べき」が違うことを知っておきましょう。
デモセミナーでは、自分の「べき」を書き出し、その重要度と共に周囲の方と共有するワークを行いました。相手と「べき」と重要度合が異なることや、伝わるように言語化できていなかったことが実感できたようです。

また、怒りをコントロールする方法をご紹介。イラっとしたら「6秒待つ」ことと、怒りを感じたら態度に出す前に冷静に「今の怒りの強度はどのくらいかな」と客観視すること。日々、意識していきましょう。

相手の成長につながる叱り方

最後は、パワハラにならない叱り方について説明しました。
叱る目的は、相手の成長を願って、意識と行動を改善してもらうことです。みなさんが叱るとき、何をどのようにしてほしいか明確にしていますか?叱る基準は明確でしょうか?
そのときの気分によって叱り方が変わったり、人格攻撃したり、人前で叱ったりするのはNGです。
「あなたはいつも~だ」、「ちゃんと報告をして」と曖昧な表現をしない、「なぜ」で相手を責めない、過去を引っ張り出さないなど注意しましょう。

「私が正しいに決まっている」という向き合い方ではなく、「わかってほしい」という思いを持ち、「改善してほしい」ということを相手に理解してもらい、意識と行動を改善してもらうことを意識してくださいというメッセージをお伝えし、セミナーは終了しました。

ご参加者からは
「無意識にしてしまっていることが多く、自分の行動を振り返り、気づくことが多かった」
「怒りの正体が明確になった」
「新任管理職者の研修テーマとしてアンガーマネジメントとして取り入れるのが良いと思った」
「怒ると叱るの違いが明確になった。相手の改善を求めていても、何度も“なぜ”と繰り返すのはNGということが分かった」
「ポイントが分かりやすかった。戸田さんの話し方が素晴らしかった」
「アンガーマネジメントについて何となくしか知らなかったので、“べき”の境界線の話が非常に参考になった」
「とても分かりやすく論理的で、自己を振り返る上でも参考になった」
「怒りの感情をコントロールすることは、相手との向き合い方に通ずることを学べた。すぐに活用します!」
「アンガーマネジメントの重要性とハラスメントの繋がりが理解できた」
「いまから、怒りの数値化を実践します」
というご感想をいただきました。

戸田さん、ご登壇ありがとうございました。

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