学ぶ。みがく。変わる。
HOME セミナー・イベント開催レポート 【実施報告】『イマドキ社員』のやる気と主体性を引き出す! そのヒケツとは?
2019.09.03

【実施報告】『イマドキ社員』のやる気と主体性を引き出す! そのヒケツとは?

スポーツメンタルコーチ 鈴木颯人氏 × 株式会社ノビテク 代表取締役 大林伸安氏

先日、アスリートを支援しているスポーツメンタルコーチ・鈴木颯人さんと、研修会社・ノビテク代表の大林伸安さんのお二人にご登壇いただき、「『イマドキ社員』のやる気と主体性を引き出す! そのヒケツとは?」と題した無料セミナーを開催し、多くの人事・研修ご担当者様にお越しいただきました。
当日のセミナーの一部をお伝えします。

第1部:やる気とモチベーションを上げる脳と心の仕組み講座

第一部は、鈴木颯人さんの講話。
鈴木さんは、来年の東京オリンピックに出場するかもしれない選手などのメンタルコーチとして活躍しています。
「ここで結果を出さないと契約が更新できない」と緊張し、思うように成果が出せないという課題を抱えているアスリートを支援することが多いそうです。
コーチングする際、「目標」を立て、「その目標に相応しいメンタルになる」ことにこだわっています。過去の経験や思い込みから、その時の感情を紐解き、マイナスの感情をプラスの感情に変える支援をしています。
 
講義の途中で「目を閉じて、鈴木さんの言うように紙を折る」というワークを実施。最後にある部分をちぎって紙を広げてみると、全員異なった切り方をしています。「何気ない言葉でも、違う意味で受け取ってしまう」「正しいことを伝えても、行動してくれるとは限らない」ことをワークを通し、気づきます。
 
また、人は自分のスキルが高く、難易度が高いと「楽しい!面白い!」と感じます。実際に支援したアスリートを例に、人がモチベーションが上がる瞬間をご説明しました。「しなきゃいけない」という外発的動機ではなかなか成長しません。自分の本当の動機が見つかると成長します。「自分が決めた」と思える目標(自己決定感)を設定することが重要です。

褒め方によっても行動が変わります。結果だけをほめる場合と過程をほめる場合では、結果だけをほめられた人は、簡単にできることだけを行うようになり、過程をほめられた人の方は難しいことにチャレンジすると言われています。

最後に今回の講義をまとめました。
モチベーションが上がる瞬間は、①自分で決めた時 ②過程を楽しんでいる時 ③成長を実感した時。
ぜひ、新入社員・若手社員の育成のヒントにしていただけると幸いです。

第2部:新入社員の「やれる気」を高める育成のしくみ

第2部は、株式会社ノビテク 代表取締役の大林伸安さんより、数多くの新人研修を実施している研修会社の視点でお話ししていただきました。
新人研修に登壇した講師のアンケートによると、
「素直」「人前で話すことに抵抗がない」「周囲の動きを見てから動き出す」「解答を教えてほしい」という傾向があります。経済産業省の社会人基礎力に基づいて分類すると、新入社員の強みは「協調性」「規律性」「責任感」「傾聴力」「状況把握力」、弱みは「主体性」「考え抜く力」「発信力」「働きかけ力」「課題発見力」という傾向になります。
今回は、その中の「主体性」に注目しました。主体性を上げるためには「目的・目標を理解する」「考えるクセをつける」「動けるように基本を身につける」が必要。ポイントはG-PDCAです。ノビテクでは、新入社員の主体性を醸成するためには、現場での育成を重視し、新入社員とトレーナー合同の研修をおすすめしています。
 
新入社員のやる気を上げる、つまりMotivationを上げること。組織行動のマネジメント(ダイヤモンド社)には、「Motivationとは、何かをしようとする意志であり、その行動が出来ることが条件づけとなって、何らかの欲求を満たそうとすることである。」と書かれています。では、新人の満たされない欲求とは何でしょうか?答えは、「新人は成長したいと思っている」こと!「自分が成長していると感じたとき」にやる気が起こります。やり方が分からない、仕事が不安と感じているときにはやる気は起こりません。成長の筋道を立て、自分が「やれる」と思えるよう「やれる気」を高めましょう。
 
最後に、新入社員のやる気を高める研修のポイント。
①ファクト(事実)に基づく設計
②現場で動ける基本を身につける
③「やれる気」にさせる
ぜひ、この3点を意識して、新人研修を設計することをお伝えしました。

ご参加者からは
「折り紙のワークで結果が大きく差が出るのが驚きました。指導の仕方についても言い方で受け取り方に違いが出るので、気を付けなければと感じました」
「講師の実践に基づく提示が良かった」
「新人研修の設計で悩んでいたので、解決のヒントになりました」
「事実に基づく研修設計の方法は非常に参考になった」
「鈴木氏と大林氏のそれぞれの観点からの多面的な見方が参考になりました」
「最新の状況を熟知している方のお話は大変興味深い」
「モチベーションを高めるには、思い込みを取り払うという新たな視点を学びました」
というご感想をいただきました。

鈴木さん、大林さん、ご協力ありがとうございました!!

バックナンバー

お問い合わせ
facebook
pagetop