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2019.11.11

あなたはどんな休息習慣をつくりますか?

古川武士氏
習慣化コンサルティング株式会社 代表取締役

先日、テレビで「フラリーマン」という特集がありました。
働き方改革の結果、自宅でゆっくり休めない、会社からは早く帰ることを求められる。その結果、新橋などでアフターファイブ、休み方がわからないサラリーマンが増えている、という内容です。
今回は、ビジネスと私生活を好循環に回す「休息の習慣」をテーマに書きました。

充実した休み方は意外と難しい

休み方、休息を効果的にとるのは案外難しいものです。
手っ取り早いのはお酒やネットサーフィンですが、それは束の間の現実逃避の手段に終わり充実感とは程遠い。
しかし、いつものパターンであるお酒、ネットサーフィン以外、アイデアが出てこないという方が多いものです。

私たちは習慣の生き物なので、急に新しいことをやれと言われても、発想そのものが出てきません。
そこで、今日は充実した休息のための発想の視点を語りたいと思います。

休息にはタイプがある

まず、理解したいことは、何をすると休息になるかには人によって違いがあるということです。
身体を動かしたほうがいい人と頭を使うほうがいい人とタイプの違いがあります。
一人で過ごしたい人もいれば、人と一緒にいたい人もいます。

さて、4つのタイプを見てみましょう。
あなたはどれに近いですか?

Aさんは、休日にはテニス、平日はジョギングをします。
体を動かすとストレスが解消されます。
いい汗をかいた日はぐっすり眠れて、翌日の仕事への充電が完了しています。

Bさんは、仕事帰りに本屋によって、気に入った本を読み触れる時間が至福の時です。
知的な興奮や刺激があると豊かさを感じるし、内的な気づきがあると満足します。

Cさんは、気の置けない友人と飲み歩くのが大好き。
一人で過ごす時間より友人や家族と共につながりを感じると心がとても喜びます。

Dさんは、ヨガや瞑想をして、ゆっくり気持ちと向き合うのが大好きです。
毎日日記をつけて自分の気持ちを確かめるのが好きです。

Aさんは体を動かしたり、新しい体験をすることが大好きです。
これを体験の世界と呼びましょう。

Bさんは頭を動かし、何か新しいことを知ることに興味があります。
これを思考の世界と呼びます。

Cさんは新しい人との出会い、また人との繋がりに興味があります。
人なる世界への興味があると言えます。

Dさんは、感情や心の動き、スピリチュアルな体験などに興味があります。
これを心の世界と呼びましょう。

まず、休息は自分の興味の対象世界を知っておくことが大切な着眼点です。
もちろん、いずれか1つではないでしょうが、自分の興味の対象を分かっておくと休息の方針が明確になります。

休み方には、心と身体で区別する

健康や休息を考える際に重要なことは、心と身体を休ませることです。
もちろん、心と身体は繋がっていますので、ストレッチをしたり、お風呂にゆっくり入ると同時に癒されることもあります。
しかし、心の充足と身体の充足は異なる場合もあります。
心の充足のためには家族との外出を楽しむことを優先したとしても、身体の充足のためには寝ることが必要です。

どちらもバランスよくケアする必要があります。
そこで是非考えてみてください。

 
「あなたは、心の充足のために何ができますか?」

心が求めている感情はなんでしょうか?
(癒し、刺激、変化、つながりetc)

どんな行動や習慣があると満たされますか?
(刺激ある友人と話をする、悩みを聞いてもらう、新しいことを学ぶ、瞑想するetc)

 
「あなたは、身体の充足のために何ができますか?」

ケアしたほうがいい痛みはなんでしょうか?

身体のエネルギーを高めるために何をすると良いですか?
(腰痛と肩こりを癒すためにストレッチをする、ジョギングをする、1時間多めに睡眠をとるetc)

応急処置の休息、深く充実した休息

最後に、休息習慣の質の違いに言及したいと思います。
休息の充足感は、応急処置的な休息なのか、深い充実した休息か、習慣の違いに現れます。

応急処置の休息で、充実感が低い習慣とデメリットは次の通りです。

・お酒を飲む(嫌な現実を忘れる)
 →その日は忘れるけど、翌日深酒で二日酔いになる。

・美味しいもの・甘いものを食べる(テンションが上がる)
 →行き過ぎると体重増加で健康に悪影響を及ぼす

・無制限のネットサーフィンをする(刺激があり今を楽しむ)
 →どうでもいい動画や記事に時間を費やして時間を無駄にした感が残る

・毎週マッサージに通ってしまう(身体は楽になる)
 →姿勢の矯正やストレッチをサボって応急処置をし、さらに凝りやすくなる。お金と時間がかかる

主に一時しのぎで健康や心への負債が溜まっていくものが多いですね。

 
逆に深い充実した休息がとれる習慣とメリットは次の通りです。

・ジョギングや運動する
 →仕事の嫌なこともスカッと忘れるし、エネルギーも高まる。健康にいいことをしている実感がある。

・読書・新しい学びをする
 →自分が成長している感覚を味わえる。学んだ時間が血肉になっていると自己肯定感が高まる

・ストレッチや瞑想をする
 →毎日、少しストレッチと瞑想を行うことで、身体と心の疲れをケアすることができている。毎日の疲れはその日の内に解消している。

深い充実した休息習慣の特徴は、健康や心への貯蓄が増えて行く感覚があります。

 
あなたの休息のタイプ、心と身体の休息、深い充実感のある休息の観点で、今日から実践できる習慣のヒントとしてお役に立ては幸いです。

 
あなたはどんな充実した休息習慣をつくりますか?

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