学ぶ。みがく。変わる。
HOME コラム 「子育て家族」はどのくらい減ってる?
2021.05.24

「子育て家族」はどのくらい減ってる?

林田香織氏
ワンダライフLLP代表

今の子育て世代が子どもだった頃、地域には今よりもっと沢山の子育て家族がいた気がしませんか?
「少子化」と言われているぐらいだから、減ってはいるのでしょうが、
実際、どのくらい減っているのでしょう。

厚生労働省の調査で児童(18歳未満の未婚の者)がいる世帯の割合を見てみると、
約30年前の1989年は全世帯の約4割だったのに対し、2019年は約2割と半減。
そのうち、祖父母と親と子(孫)の三世代世帯は約1割減少し、核家族世帯は約1割増加。

やっぱり減っています。全世帯の2割。少数派です。

また、子育て家族の状況も30年前とは違います。
共働き家庭は、これは子育て家庭以外も含みますが、30年前は全世帯の半数以下。
今は、年々増加していて7割に迫る勢いです。   

と言うことで、今の子育て家庭はこんな感じ。

●社会全体では2割程度
●親と子のみの核家族がほとんど
●祖父母と同居している家族が少ない
●多くが仕事もしながら子育てもしている

30年前はきっとあまり意識しなくても、なんとなく、地域で子育てが成立したのかもしれませんが、
今は普通に暮らすと、なんとなく、自然に孤育てになってしまう。

でも、子育ては昔も今も大変!です。

じゃあ、自分で意識して地域と繋がろう!とすると、
玄関を出れば子育て家族にあたっていた30年前とは違いますから、
子育て家庭が集まる場所、つまり地域センターやら集いのひろばやらに行かないといけないわけで。

結構労力要ります。しかも働いていたらそれも難しい。

だからこそ、ちょっと意識して子育て中の家族に声をかけたいなあと思います。

スーパーでアタフタしながら、レジ袋に食品詰めているのを見かけたら、
「大変だよねー」「お疲れー」と声をかけてみたり。

8割の子育て中じゃない家族が、2割の子育て家族に声をかけたら、
もうちょっと子育て家族の肩の力が抜けるのでは??

参考:
厚生労働省 2019年国民生活基礎調査 結果の概況
内閣府 男女共同参画局 男女共同参画白書(概要版) 平成30年版

(引用)林田香織「チームわが家」公式サイトより
https://teamwagaya.com/category-article/column

講師プロフィール

林田香織 (はやしだかおり)

ワンダライフLLP代表
NPO法人ファザーリング・ジャパン理事
NPO法人コヂカラ・ニッポン理事

日米の教育機関において、長年にわたり日本語教育に従事。8年の在米期間を経て、2008年帰国、2009年独立。
自治体、企業において、両立支援セミナー、育休前・復帰前セミナー、配偶者向けセミナー、夫婦向けコミュニケーションセミナー等の講師を多数務める。受講者数は、年間1,000人以上。参加者の満足度が高く、リピートの依頼も多い。
複数のNPOの理事を兼任。男女共同参画をテーマとしたフォーラムシンポジウム等に登壇する。
お茶の水女子大学大学院博士前期課程(ジェンダー社会科学生活政策)所属。Brigham Young University 修士(米国)卒業。
プライベートでは、九州男児の妻、3人の男児の母。

【著書】
NPO法人ファザーリング・ジャパン マザーリング・プロジェクト編 (2014) 『ママの仕事復帰のために パパも会社も知っておきたい46のアイディア』 労働調査会 (共著:第4章担当)
NPO法人ファザーリング・ジャパン (2014) 『新しいパパの働き方』 学研 (執筆協力:コラム担当)
NPO法人ファザーリング・ジャパン (2013) 『新しいパパの教科書』 学研 (執筆協力:第2章担当)

http://fathering.jp/
http://wonderlf.com
育休取得前研修
両立支援研修ー継続からキャリアアップへ
配偶者同伴両立研修
【動画】「育休取得戦略+育児期の両立」動画パッケージ

お問い合わせ
facebook
pagetop