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2020.05.25

仕事にやりがいを持つためにすべきこと

伊庭正康氏
株式会社らしさラボ 代表取締役

ある企業の研修登壇時にこのような質問を頂戴しました。

「今の仕事にやりがいを持つためには、どうすればいいですか?」

確かに!仕事自体は、単調な繰り返しが多く、そんなに楽しいものではないようにも思えます。
でも、考え方1つで、いかなる仕事でも「やりがい」を見出すことはできます。
その方法を紹介しましょう。

Will-Can-Mustの法則

まず、「会社のために仕事をする」は間違いです。
モチベーション理論的には、「自分の未来のため」「自分の成長のため」と考えます。
その頑張りの結果として、会社のため、お客様のため、となる、この“つながり”を感じた時、
仕事のやりがいを見出せるというのがセオリー。

Will-Can-Mustの法則をご存じでしょうか。

目の前のやらねばならない「今の業務(Must)」を、ただこなすだけではなく、
「自分の未来(Will:やりたいことの実現)」「自分の成長(Can:能力の獲得)」
につながるトレーニングと考える方法です。
有名なモチベーション理論の1つです。

例えば、26歳のある女性は、こう考えました。

Must
営業主任として営業目標を達成させながら、後輩指導を行う。

Will
まだ、明確ではないけど、60歳を超えても、専門性を活かして働き続けたい。
お母さんが、看護師として年齢を重ねても輝いているのは憧れ。

Can
そのために、30歳までに一生ものの専門性を身に着けたい。
今の主任の仕事は、営業力・後輩指導力を身に着けられるチャンスだ。

このように漠然でも構わないので、イメージをする方法です。
この法則で考えることができるようになれば、
どんな仕事も「自分のためのチャンス」になります。

将来の夢がないなら、「大事にしたい価値観」でいい

でも、将来の夢、やりたいこと、いわばWillを見出せないということもあるでしょう。
そんな時は、3つのことをやってみってみてください。

①どんなことでもOK。10~20年後、どんな生活をしたいのかを考える。
 この時、大きな夢でなくてもOK。自分サイズで考えてみる。

②それでも難しければ、1~3年後で考えてみる。
 後輩指導役になりたい、1人で何でもできるようになりたい等、なんでもOK。

③それでもしっくりといかないなら、「大事にする価値観」をWillにしてもかまわない。

価値観の見つけ方

Step1
自分が大事にしたい価値観を列挙(10~20個)
(例)成長、収入、貢献、達成、挑戦・・など)

Step2
列挙した中からBest1を出す。その上で、「なぜ?」「どういうこと?」が説明できるようにする
(例)挑戦が1位。充実感があったのは、何かに挑戦していた時だったから。

具体的には、ムリかも、と思うことでも成し遂げられることは多い。
どんな業務でも挑戦を見出すことはできる。
→Will → 「挑戦心を持ち続けたい」に!

退屈だと感じていた業務が「自分のため」と思えるステップ

では、ここからは、いかなる業務でも、自分の「ため」「チャンス」と思えるようになる
ステップを紹介します。

Step1
今の業務(Must)が、自分のWillにどう繋がるのかを考える。
これは、心理学でいう「リフレーミング」というもので、あらゆる角度から「意味を見出す」方法。
どんな活かし方があるのかを考えます。
「今やっている、後輩指導は、将来に管理職になったときに活かせるな」といったよう、
部分的でよいので考える。
うまくリフレーミングができない時は、Step2の「Can」から考えてもよい。

Step2
さらに、今の業務で、どんな能力(Can)を身に着けられるかを考える。
今、やっている業務は、「マネジメント力を身に着けるチャンス。
将来のことは、わからないけど、将来に役立つはずかも」と。

こんな感じでOK。

いかがでしょう。まず、仕事は「面白い」ものではなく、「面白くする」ものです。
このWii-Can-Mustの法則で考える習慣を持てば、どんな仕事にも意味を見出すことはできるでしょう。
それでも、迷ったときは、自分なりに「デッドライン(締め切り)」を決めてやってみてください。
そうすることで、見えなかったものが見えるようになります。

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