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2020.02.10

女性が健康に働き続けるために抑えておきたい4つのこと

加倉井さおり氏
株式会社 ウェルネスライフサポート研究所 代表取締役

「女性の活躍」という言葉が色々なところで使われていますが、この「活躍」について話される時、その基盤となる「健康」について触れられることはあまりありません。企業側も働きやすい職場を、と色々な改善をされているようですが、まだ健康面までは配慮が及んでいないように感じています。
もっと働く女性の健康支援を推進する制度が整うことを期待していますが、まずは働く女性自身で自分の心とからだを守っていく意識や行動が一番大切です。

WOMANウェルネスプロジェクトは働く女性の健康支援に力を入れています

ライフステージによる女性ホルモンの変化とともに体調にも変化をおこしやすいことは、男性との大きな違いです。具体的には、今若い人の無理なダイエットによる痩せすぎの問題、月経に伴う体調不良、妊娠、出産、育児に伴う精神的な負担、身体的負担、更年期症状による不定愁訴、また閉経前後の女性ホルモンの減少に伴う骨粗しょう症のリスクなどがあります。

こうした身体への負担を減らしながら、健康に働き続けるために、女性の皆さんにはぜひ、次のポイントをチェックしていただきたいと思います。

1.自分のからだを知る
2.年に1度は健診プラス乳がん・子宮頸がん検診を
3.もっと心もからだもゆるむことを、許してあげよう
4.かかりつけ婦人科医を人生のパートナーに

では実際どのようにチェックしていけばよいか、「幸せに働き続けるためにチェックしておきたい4つのポイント」を1つずつ見ていきましょう。

1.自分のからだを知る

自分のやりたいことや望むことを実現するためには、自分のからだと向き合う必要があります。それには女性の身体を司っている『女性ホルモン』やからだのしくみについて、しっかりとした正しい知識をもつことが大切です。自分のからだの声に耳を傾ける習慣も持って欲しいことです。からだは正直に自分の心の状態や働き方、生き方について、教えてくれます。

2.年に1度は健診プラス乳がん・子宮頸がん検診を

今、厚生労働省では、自治体のがん検診で、乳がん検診は40歳以上、2年に1回、子宮頸がん検診は20歳以上、2年に1回が推奨されています。職場の健診で婦人科健診もオプションで付けられるなら是非利用しましょう。自治体のがん検診もあるので、職場で受けない時は自己負担でもできれば、毎年受診することをお勧めしたいと思います。それは、前回は正常だったにもかかわらず、翌年受診せず、2年後に異常が見つかったケースもあるからです。年の一度、誕生日月など毎年忘れずに健診プラス乳がん・子宮頸がん検診をうけましょう。

3.もっと心もからだもゆるむことを、許してあげよう

多くの女性は頑張りすぎていると私は感じています。呼吸を止めて、PCをしていませんか?お昼を食べる時間もなくギリギリまでオフィスで仕事をして、出張していませんか?土日も仕事のことで頭がいっぱいではないですか?

深く呼吸すること、時に思い切り休むこと、PCやスマホを見ないデジタルデドックスの日を作ること、ウォーキングやヨガなど好きな運動をやる時間を創ること、マッサージなど定期的に癒される時間など、自分のスケジュール帳にあらかじめ「自分を愛するメンテナンスデー」を決めてゆるむ時間を確保することもおススメです。
走り続けているそのスピードをもう少しペースを落としてゆっくり歩いてみると、見える景色も感じ方も変わっていきます。

4.かかりつけ婦人科医を人生のパートナーに

長年働き続けていく上で、妊娠や出産を考える20代の若い時期から更年期を迎える年代まで、気軽に自分のからだのことを相談でき診察してもらえる「かかりつけ婦人科医」を人生のパートナーにしましょう。安心して仕事を継続するためにも、きっと心強い味方になってくれるはずです。また、あなたの職場に保健師・看護師がいれば是非気軽に相談してくださいね。

いかがでしょうか。
「長く幸せに仕事を続けるには、心とからだの健康があってこそ」ということを是非、忘れないでくださいね。

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