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ダイバーシティ&インクルージョン/アンコンシャス・バイアス/LGBTプログラム

組織の文化をインクルーシブなものに変容していくために、
アンコンシャス・バイアス、ダイバーシティとインクルージョンを理解する

 

 
組織において多様化が進んでいる背景
組織において多様化が急速に進み、ダイバーシティ&インクルージョンが経営課題の一つとして重視されています。
日本における働き手の多様化は、1980年代の男女の雇用格差是正から始まり、その後、少子高齢化に伴う労働人口減少きっかけに、障がい者雇用、外国籍社員の登用、介護離職問題、シニア活躍、LGBTQ、などと急速に拡大してきました。さらに最近では働く場所の制約もとりはずされて、その多様化は加速の一途を辿っています。

  
組織の中に違いがあるからこそ、インクルージョンの視点が重要
単に異なる性別・国籍・価値観をもった人たちを組織に迎え入れ多様性を高めるだけでは、葛藤やミスコミュニケーションが起きやすく、成果はでません。そこで必要なのがインクルージョン(包摂性、包括性)の視点です。組織の一員として受け入れられながら、独自性や自分らしくいられる組織づくりが必要です。
  
多様性を活かしたインクルーシブな組織のメリット
①【パフォーマンスアップ】【生産性向上】自分らしく働き、最大限の能力を発揮できる
②【イノベーション】多様な人材と価値観から新しいアイデアが創造される
③【企業価値】多様性を尊重している企業としてのブランド力が向上される
④【人材】人材の確保や離職者の防止に繋がる

  
  

 このような方におすすめです
 
・ダイバーシティ&インクルージョンについて、これまでとは違った視点で考えたい
・制度や研修の実施でのダイバーシティ推進に行き詰まりと限界を感じている
・多様な人材が増えてきているものの同化してしまっていてその良さが活かされていない
・女性活躍推進を打ち出し過ぎて、ダイバーシティ=女性というイメージが深く根付いてしまっていて、それを払拭したい
・ダイバーシティ推進について、本音レベルではまだ腹落ち感がなく、総論賛成各論反対の声が聞こえる
・組織の文化をインクルーシブなものに変容していくために、まずはアンコンシャス・バイアスがあることを知ってもらいたい
・属性の多様性に留まらないダイバーシティの推進とその先のインクルーシブな組織づくりについての具体的なアクションを考えるきっかけを提供したい

 
  

 研修の特徴
 
●講師のこれまでのグローバルな経験、事例とアカデミックな知見を活かした女性活躍推進に留まらない、 ダイバーシティ&インクルージョンの研修設計。
●一方的な講演・講義スタイルではなく、適宜問いかけ、ディスカッションやワーク等を交えたインタラクティブな進行で、納得感を持って自分事として理解を促す。
●脳科学の知見を用いた分かりやすく、現場で活用しやすいコンテンツを提供。

 
  

 1.アンコンシャス・バイアス研修
 
■研修のねらい
●企業にとって、今なぜダイバーシティ&インクルージョンの取り組みが必要なのかを理解する
●自分にもあるアンコンシャス・バイアスや無意識の前提の存在に体験を通して気が付く
●アンコンシャス・バイアスに自覚的になるためのポイントを理解し持ち帰る
 
■研修内容(2時間の場合)
●ダイバーシティ推進がなぜ必要か
●インクルージョンの視点の必要性
●アンコンシャス・バイアス

 
  

 2.インクルーシブリーダーシップ実践編~脳科学で考える多様なメンバーとの関わり方~
 
■研修のねらい
●多様な人材のアイディアや能力が活かされる組織づくりの疎外要因の一つであるアンコンシャス・バイアスや無意識の前提の存在に自覚的になる
●多様なだけではなく、更にインクルーシブな職場をつくっていくために具体的に現場で求められる言動を脳科学を元にしたSCARFモデルをベースに明らかにする
 
■カリキュラム例(2時間30分の場合)
●インクルージョンの視点の必要性
●アンコンシャス・バイアス
●インクルーシブな職場づくり

 
  

 3.インクルーシブリーダーシップ組織開発編~多様性が尊重される心理的安全性が高いチームづくり~
 
■研修のねらい
●ダイバーシティ&インクルージョンを複雑性の高い社会に組織として適応していくという視点から考えるきっかけを提供する
●多様な価値観から多様なアイディアが出され、創発が生まれやすくなる組織文化づくりのためのコミュニケーションのコツと関係構築について体験を通して理解する
 
■カリキュラム例(3時間の場合)
●インクルージョンの視点の必要性
●カネヴィン・フレームワーク
●多様な考えが尊重される心理的安全性が高い職場づくり

 
  

 4.組織変革のためのダイバーシティワークショップ
 
■研修のねらい
●ダイバーシティ推進が組織の文化としてうまくいかない真因にゲームを通して気が付く
●体験型の学びを現場でのケースに当てはめて考え、自身のマジョリティ性や無意識の前提を振り返る
●多様な価値観や考え方が尊重される組織文化のあり方を深く検討するきっかけを提供する
 
■カリキュラム例(3時間の場合)
●「車いすユーザーの社会」のお話【動画】
●クイズ&ギャンブルゲーム
●職場におけるダイバシティ

 
  

 5.多様な性のあり方(LGBT)研修
 
■研修のねらい
●L・G・B・Tに限らない性の多様性の基礎知識を得る
●当事者が直面する難しさを理解し、対応の仕方のポイントを学ぶ
●インクルーシブな職場の風土醸成のために何から始めるべきかを学ぶ
 
■カリキュラム例(1.5~2時間の場合)
●LGBTについて
●性の多様性の基礎知識
●私たちができること

 


 

■1クラスの受講人数:25名
■研修日数:2時間~1日

 

講師プロフィール

藤原 快瑤 (ふじわらかよ)

グラデーション 代表 ダイバーシティ&インクルージョンコンサルタント

・東京大学教育大学院バリアフリー教育開発研究センター特任研究員
・一般社団法人組織協創アカデミー ファシリテーション塾認定講師
・CTIジャパン コーチ養成講座全日程(基礎コース、応用コース)修了
・NPO法人日本ケースメソッド協会 人材アセスメント認定アセッサー
・早稲田大学人間科学部卒業
・国連平和大学(コスタリカ) ジェンダーと平和構築学修士
・アテネオ・デ・マニラ大学(フィリピン) 国際政治学修士

大学卒業後、韓国に渡りグローバルリーダー育成事業に4年間従事。チェコのプラハで事業の立ち上げに携わる。
帰国後、教育研修会社にて企業向け研修プログラムの開発から営業に従事。
その間、コーチングとファシリテーションを学び、国際開発の現場で活かそうとJICAの青年海外協力隊員として、中米のニカラグアに滞在。2年間の任期終了後、コスタリカの国連平和大学院に進学し、世界40カ国から集まった学生たちと共にジェンダーと平和構築を学ぶ。在学中に、学内でLGBTコミュニティーを立ち上げ、活動を展開。 世界の多様性を目の当たりにし、それが尊重される社会を実現する難しさと美しさを実感。現在は、これまで様々な多様性に触れてきた経験と、培ったファシリテーションのスキルを活かし、ダイバーシティ&インクルージョンをテーマに活動をしている。特に最新のアカデミックな知見を交えた参加型ワークショップを得意とする。
平成28年、29年度内閣府次世代グローバル・リーダー事業「世界青年の船」において、5大陸11か国から集まった参加者を対象に「ダイバーシティの推進とインクルーシブ社会の実現」コース担当。「青年国際交流会議」にて7か国から集まった参加者対象に「多文化共生」コース担当。

https://www.disociety.net/
ダイバーシティ&インクルージョン/アンコンシャス・バイアス/LGBTプログラム

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